2012年4月8日日曜日

平成24年4月7日(土) 晴れ時々曇り

気温が低くポカポカ陽気とはいかぬ。花冷えではあるが満開の桜と好天と週末が見事に調和した。加えて今日は満月である。そして明日八日はお釈迦様の誕生日、花祭りであるし桜花賞でもある(笑)。昼前から近所の桜を巡回することに決め出かけた。

国立天文台が近くにありここは年中一般開放しているので散歩がてら散策する。ここは実は花見の穴場中の穴場だ。まず人が少ないうえ敷地の広大な森の中には見事な桜がたくさんある。定められた建物以外の屋外での飲食は基本的に禁じられているみたいだが、しかしそのルールの運用はおおらかで訪れている人達は静かに楽しんでいる。もちろん利用者も判っていて火を使ったり、カラオケをしたりする馬鹿者はいない。花見になると決まって起きる井の頭公園の若者の喧嘩や深夜までの騒ぎとは無縁の静謐な本来の花見だ。





太陽フレア望遠鏡と満開の桜
国立天文台は自由に出入り出来る、しかし桜がたくさんあることはあまり知られていない。それが一番だと思うが足の便が悪いのといかめしい門構えがあることで訪れる人は多くない。深山や各地方のとっておきの穴場は別だが首都圏でここまで優雅に花見ができる場所を私は他に知らない。

天文台から足を伸ばし野川へ向かう。野川は植生の豊かな川で野鳥も多い。

この辺りはさすがに人が多い

ハクセキレイ

カルガモ(カルガモは雌雄同色)

コザギ(嘴が黒く脚の指が黄色)

コガモの雄
画面の中心にカワセミ、警戒心が強いので近づけない
今日歩いただけでこれだけの野鳥を観察できた。by元野鳥の会会員(笑)


野川から深大寺へまわる。

深大寺山門

一日早い花祭りのお練り行事


薄日射す武蔵野の雑木林

馬酔木(あしび)

辛夷(こぶし)

江戸緋寒桜
 近所の庭ある見事な桜、ソメイヨシノとは違い密で華やかだ。

一輪一輪が小さくて美しい

桃の花も咲いている

ミモザも咲いている
当たり前になっている近所を歩き回ったがこのように変化に富む散歩コースが身近にあるという環境はそう多くないのでないか。ありがたいことである。

自然の営みを観察することは我の営みを見直すことでもある。

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