2012年1月15日日曜日

平成24年1月14日(土) 晴れ

きのうの22時からNHKの番組『ふれあい街歩き』でベトナムの「カントー」という街を紹介していた。ここは南シナ海に近いメコンデルタの要所で「米白く水清く旅人去りがたし」と謳われた所だ。

ベトナムを旅行をする中で短期滞在型の日本人の多くは首都ハノイや南部のホーチミン・シティ(旧サイゴン)を中心に廻ることになるのが一般的だ。今回NHKで紹介された「カントー」はホーチミン・シティから車で約5時間南に下った街で日本人の観光客を見かけることは今でも多くないと思う。

実は今から14年前、1998年春、私はこの「カントー」の地に行ったことがある。今は知らぬが当時町中で日本人と思われる人を見かけた覚えはない。

ベトナム南部のメコンデルタ地域は細かい川で陸地が分断されている。それを橋を架けずに渡し船で賄っている。ほんのわずかな距離でも車ごと乗れるフェリーがある。いちいち止まった先では物売りが日本では考えらぬ勢いで商売に励む。「カントー」もたどり着くには何度もフェリーに乗ることになる。

私の旅はいたってシンプルだ。海外の旅の場合でも往復の格安チケットを探すだけ。後は現地でなるようになる。私は外国語が堪能ではないが使えるに越したことはないと思う。しかし旅を続けるには英語も含めて現地語は必須ではない(付け焼き刃の語学が役に立った事例を私は知らない)。

話せなくとも外国を肌で感じるなら一人で街を歩くことだ。『なんとかなる』


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