2013年11月29日金曜日

平成25年11月28日(木) 晴れ

先週の木曜に山に出かけてちょうど一週間、高尾山系なら仕事に間に合うよう夕方には帰ってこられるので再び出かけた。

今日は、陣馬山から景信山まで縦走し先週の登り口に使った小仏へ下りる予定にした。

8:42三鷹発高尾行中央線快速→9:21高尾着→9:34高尾駅北口発陣馬高原下行→10:20陣馬高原下着

バスには25人ほどの登山客が乗っていたが平日の陣馬山は混んでいてもこの程度である。

陣馬高原下バス停と清潔なトイレ
10:25歩き開始
バスはここまでで、この先の和田峠までは4㎞近くある。和田峠まで行けば陣馬山山頂へ20分ほどで登る最短コースがあるが、今日はずっと手前にある新ハイキングコースから登ることにする。



バス停から20分でコース入り口に到着。私は一番後からのんびり行くので後ろに誰かいて急かされるような事はない。



ハイキングコースとはいえ、かなりの急登が何カ所かある。息を整えるため立ち止まりの休息を入れながら高度を稼ぐ。


何となく開けてきて頂上が近いことが判る。


出ました。必殺『逆光楓』(笑)
コース入り口から一時間で頂上に到着。バス停から写真を撮ったりしながら上ってきたのでこんなものだろう。

説明不要



体力のある若者達はさっさと登ってとっくにお昼の弁当をひろげていた。私は昼食は用意していない。朝はきちんと食べてあるから、後は「サバス・エナジーアップ」(ブドウ糖タブレット)と「アミノバリュー」を溶いた1㍑の補給水で歩くことにしている。長年立ち仕事をしているので、休憩無しで5,6時間歩くことは平気である。


陣馬山を後にして、景信山に向かう。若い頃逆コースで歩いたことはあるが、この向きは初めてである。陣馬山標高854.8㍍で景信山727.1㍍なのでここからは下りの楽な稜線歩きである。

で、明王峠に到着。来た路を振り返り一枚撮る。この写真では見えにくいが、写っている道標にちゃんと方向が記されている(伏線)笑。



あれ?林道に出ちゃった。え~これは!あっれ~まさかコースを外した?何か急な下りだなあ、と思ってはいたのだ、思っては。

地図を出してよ~く見ると明王峠から分岐している相模湖に下りるルートを下りてしまっていた。

やってしもうた。高尾山系という油断があったのだ。縦走路は一本道だと思い込んでいた。どんなに地図をよ~く見ても今から修正して登り返す時間はない。地図を読んでみて、ここから相模湖までのルートは約100分となっている。仕方ない、予定を変更して相模湖に向かう。

高尾山系だから、こういったミスもカバーできるが、他の山であったら下手をすると遭難に繋がる絶対やってはいけない大チョンボだ。使うことはまずないが、念のための地図、コンパス、LEDヘッドライト、ホイッスルは携行している。この事の重要さが身をもってよく解った。

こちらの路はメインルートと違い誰一人歩いていない。想定外の路は不安なものだ。



まさかの予定変更と下調べのないルートだが、予定よりは遅くなるが何とか店の営業までには帰れそうだ。高尾山系でルートを間違えたなど、口が耳まで裂けても言えません。言ってるけど。

与瀬神社に到着

この急勾配石段の雰囲気が伝わるだろうか。ステップ(踏み石)の幅はとても狭く、上から下を見ると腰が引けるような急角度である。

やっと相模湖が見えた。はぁ~やれやれだ。




三鷹には三時過ぎには帰ってくる予定だったが、一時間以上遅くなる大惨事だ(笑)。

本当は笑ってる場合ではない。山では何が起こるか分からない。今日は結果オーライだったが、わずかな気の緩みが取り返しの付かない結果を招くこともある。心せねば。

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