2012年2月5日日曜日

平成24年2月4日(土) 晴れ

妻の実家の法要が午前11時からなので8時過ぎに夫婦二人、車で沼津に向かう。快晴で富士山が美しかった。富士山という山はどんなに美しくとも写真に収めるとなぜか飾りたくなるような気分にはならない。それは日本の象徴的風景として扱われてきた宿命だろう。フレームの中に縮小された写実的な富士をいくら見せられても感動することはない。富士はやはり体験的に見ることが良い。視界いっぱいに広がる雄大さこそ富士の魅力である。四角の枠に富士を収めた作品では北斎が描いた『富嶽三十六景』などは後世に残る数少ない傑作であろう。

私の車は空を飛びます。ウソです。
法要が営まれたお堂

妻の実家の檀那寺「光長寺」

「ぽんどーる」という変わった名の料理屋






三回忌なので30名ほどの親類縁者だけの会となった。おいしくいただきました。
夕方帰りの東名高速で思わぬ渋滞に巻き込まれた。海老名PAを過ぎたあたりで乗用車の単独横転事故があり20キロ近くノロノロだった。用事を済ませた帰りでよかった。事故車両の脇を通ったが派手に二車線をふさいで横転していた。他の車両を巻き添えにしなかったのは不幸中の幸いだ。しかし、どうやったら高速道路の真ん中それも直線で単独横転したのだろう。帰宅してからそのことを長男に話したら、多分居眠りをしてハッ!と気がつき側壁衝突寸前で急ハンドル、急ブレーキではないかという推測だった。真相は判らぬが、なるほど合理的な説明のような気もする。

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