2012年2月10日金曜日

平成24年2月9日(木) 晴れ

毎年この時期はバレンタインチョコの販売合戦で賑わう。「本命チョコ」「義理チョコ」は当たり前で女性同士で送り合う「友チョコ」まである。メーカーではクリスマスに次ぐビッグイベントと位置づけているのだろう。涙ぐましいまでのあの手この手を駆使して財布を弛めさせる。


ところで、最近のニュースでこういうのがあった。以下、2月8日付け朝日新聞からの抜粋
大丸松坂屋百貨店は8日、全国11店舗で販売したバレンタインデー向けのチョコレートにカビが生えている可能性があるとして、計1047個を自主回収すると発表した。生チョコ部分の水分が通常より多く、カビが生えた可能性がある。今のところ、健康被害の連絡はないという。
 カビの可能性があるのは、ベルギーから輸入して日本で詰め合わせたチョコの一部。「トロア アーティザン」(9個入り)、「カレマン・ボン」(6個入り、9個入り)の3商品にそれぞれ一つ入っているという。1月25日~2月4日にかけて、大丸の大阪心斎橋店、大阪梅田店、東京店、ららぽーと横浜店、浦和パルコ店、京都店、神戸店、札幌店、松坂屋の名古屋店、上野店、銀座店で販売した。名古屋松坂屋店では150個、販売された。
気になるのは商品の欠陥を報道しただけで、隠れている事件の本質が見えていないことだ。つまりカビが生えたということは、防腐剤や防カビ剤が使用されてなかったか、使用されていても少なかったという理屈だ。チョコレートは冷蔵庫などで保管すれば何ヶ月も大丈夫という当たり前の知識が一般的だと思うが、それはたっぷり防腐剤、防カビ剤が入っているから成立している認識だ。本当に無添加の生チョコは日持ちしないと知り合いのパティシエに聞いたことがある。そうすると、カビの生えない〝健全〟なチョコの健全性は疑わしくなる。アトピーなどのアレルギー反応もこの防カビ剤との因果関係を指摘されている。カビの生えない〝健全な高級チョコ〟大丈夫かい?
時間があったので15時すぎ、吉祥寺に出て東急百貨店八階の催し物会場に行く。「京都、大阪、神戸味巡り」が15日(水)までとなっている。チラシにつられた来たわけではなく、あらかじめお目当てがあった。京都大徳寺の仕出し屋「さいき家」のだし巻き玉子だ。東京の砂糖が入った甘めの玉子焼きとはまた別物で、私は持ち帰りで食べられるだし巻きでこの「さいき家」より美味しいのには出会ったことがない。日本一いや、だし巻きというのは日本以外では無いのだから世界一最強のだし巻きであると声を大きくして言いたい(笑)。ここのだし巻きが好きでいつも「さいき家」のホームページにて東京で実演販売する日程をチェックしている。一度これだけを買うためにわざわざ横浜まで行くという暴挙に出たことがある。(何をやっているのやら)と自分でツッコミをいれておく。

平日のせいか年配客が多い

The だし巻き
2月15日までやっているのでお近くの方は立ち寄られてはどうでしょうか。ちなみに私は「さいき家」の関係者ではありませぬ(笑)。書き添えますが、この評価はあくまで私個人の感想であり、口に合う合わないを保証するものではありません。念のため。
あいかわらずの長蛇の列、「さとう」のメンチカツ

「さとう」隣の「小笹」の行列、羊羹or最中
隣同士だが三鷹は「町」で吉祥寺は「街」だ。比較するのは意味がない。それぞれの持ち味がありどちらも好きな場所である。

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