2012年5月31日木曜日

平成24年5月30日(水) くもり時々晴れ

バイクで店に向かう途中、狭い道の信号のない交差点で自転車の女性とすれ違った。その女性は顔全体を覆う黒のサンバイザーを着けていた。こういう場合、相手の女性の顔の向き表情、視線の動きなどが全く見えないのでどういう動きをするのか予測がつかない。

例えばバイクなどでフルフェイスのミラーシールドなども相手の表情は全く見えないが方向指示器の使用や一方通行路など道交法の基本を守っている相手に対してはおよその動きは予測できる。しかし相手が自転車の場合ほとんど何でもありで、あなたそのうち死にますよと言ってやりたい乗り方をするのが実際いるのだ。

なのでこちらは必要以上に減速して事故の起こらぬよう配慮する。ご本人は紫外線対策の陽避けで使っているのだろう。サンバイザー着用自体はルール違反では無いのでこちらが気をつければ良いことなのだが、危なっかしいのに変わりはない。本人は見えているのだから問題ないと思っているのだろうが、あれを着けて自転車に乗るのは、結果的に使用者自ら危険に身を晒している事になるので事故のリスクを少しでも下げるために止めた方が良いと思う。

事故というのは自分がどんなに注意していても起きるときは起きる。きのうもバイクの帰り道で嫌な思いをした。ちょうど雨が降っていて視界が悪く路面も滑りやすい。ある信号で後ろに付いたトラック2トン車が車間をとらずについてくる。こちらはバイクなので千切ってやろうと思い速度を上げると同じようについてくる。(そうじゃないだろ)と思うが仕方ない。運転者の顔は見えぬが車の挙動からして多分若いのが運転していると思われる。見えなくとも車の動きで運転者の性別、年代などはほとんど読み間違えない。雨の日トラックに後方からベタ付きにされたら嫌なものだ。いちど止めて危ない旨を言うことも考えたが、昨今、いきなりグサリ事件があるのでそこまでの勇気はない。まあ途中で私が細い脇道に迂回したので何事もなかったが、自分の注意だけではすまないのが現実だ。

死んでから「おまえが悪い」とは相手に言えない。無事帰ることが第一である。

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