2014年7月13日日曜日

平成26年7月12日(土) 晴れ 「高尾山」

十日ぶりに高尾山に行く。先日山中で偶然鉢合わせした山ガイドのS宮さんが言っていたイワタバコがそろそろ咲いているかもしれない。イワタバコは初耳だった。山の植物に通じた方からすれば(そんなことも知らないのかよ)と思われるだろうが、知らないものは知らない。

一応ネットで調べてざっと知識だけはつけておいた。6号路の琵琶滝修行場周辺にあるようなので先日下りた路を今日は上ることにする。


岩屋大師
 残念ながら琵琶滝周辺でイワタバコを見つけられなかった。まだだったのか、私の探し方が足りなかったのかもしれないが、もし咲いていれば他にも大勢登山者はいて、必ずどなたかがカメラを構えるはずなので、多分まだだったのだろう。

途中ですれ違った年配の女性ふたり連れの方が山馴れしてそうだったので声をかけて訊いてみたら、琵琶滝あたりで見つからなければ、これより上にはないとのことで、イワタバコなら蛇滝の方が沢山ある、と教えてくれた。そうか、登った後、蛇滝へ下りるのもアリだが、下りてからバスに乗ることになるので、それはちと面倒である。





街中は今日も32℃を超えているようだ。



6号路最後の階段を登りきった休憩所、頂上へは2,3分。

山頂直下トイレ脇からの展望
山頂から丹沢、富士山方面



八王子市街
いろはの森
4号路吊り橋
 高尾山を歩いていて何故ここがガイドブック「ミシュラン」の選ぶ観光地三つ星☆☆☆なのかがよく分かる。

都心から電車で一時間、とアクセスが良いこと、ケーブルカー、リフト、多くのバリエーションがある登山道の整備、と楽しみ方の選択肢が多い上、山の自然環境保護に力を入れていて、1号路(参道)以外の路は手軽に山を満喫できるのだから、人気になるのは当然である。

サンダル履きの観光客から、本格装備のベテランまで使い方次第でさまざまな貌をみせてくれる。要は使い勝手がよいということである。

ハスカップソフトクリーム(前から気になっていた)





ケーブルカーの山頂駅周辺の賑わいは渋谷や原宿と変わらない。この自然と雑踏の混在がうまく融合しているのが高尾山の魅力のひとつである。

ビアマウントは満席で整理券を発行していた。
 上の料金は、バイキングスタイルで2時間飲み放題食べ放題の値段のようだ。




都心より涼しいとはいえ、山歩きは強い負荷のかかる運動である。下山時に気がついたが、手の指が少しむくんでいる。これは汗をかきすぎたことによる軽い脱水症状のサインだ。水分補給は十分しながら登ったのだが、塩分バランスが崩れたのだろう。体調が悪いほどではないが、寝不足のときのような不快感が少しある。夏の山行の水分調節は、最重要ポイントだと思い知る。

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