2016年2月19日金曜日

平成28年2月18日(木) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中は部屋で店の備品等の検討をする。実際にハコ(店)が完成しないと実物を入れられないので、前のめりにあれこれ考えなくてもよさそうなものだが、だからといって手放しで遊び呆けるほど私は人間の器が大きいわけではない。

昼はお茶漬け。


しばらく散歩に行ってなかったので気分転換に野川に行く。山歩きは3ヶ月も遠ざかっているので再開するにしても一から脚を作り直しになる。店が動き出して生活の流れが分かってきたら自然に行きたくなるだろう。


天文台通りのヒカンザクラがほころびかけている。



少しの間にあちこちで春の兆しを見る。


オオイヌノフグリに始まり、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなども近いうちに見られるようになる。


ハケの上空には白い月。


野川からハケの103階段にまわる。


気温は10℃を切ってよく晴れているが丹沢も奥多摩も見えず。

天文台構内を抜けて帰る。


メニュー作りの参考に読む。こうして先人が残したものを手に取れる事のなんと幸せなことか。

船場吉兆は例の事件で「のれん」を汚し廃業となったが、湯木が残した料理の教えが揺らぐことはなく、湯木貞一は今も日本の心をわれわれに学ばせてくれる。

春は春らしく/なすが出て夏がやってくる/ひやし煮しめ
焼どうふなど/冬の菜/卓上の春/魚を煮る/きゅうりの色なすの色
巻き焼きの上手な奥さん/黒いお椀、赤いお椀/お餅とふろふきとあずき
きすで二つ三つ/お弁当いろいろ/真夏の天ぷら/秋さば四題
おじやと雑炊/わかたけとのっペい汁/うなぎの蒲焼を買ってきたら
吸物と玉子どうふ/早春のこんだて/梅椀わかたけ椀
鯉こくと柳川なべ/初秋と野菜とはもと/庖丁かげん

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