平成28年5月17日(火) 雨のち曇り

朝のコーヒーと新聞。

今日は予報通り雨降りになった。午前中は部屋の片付けや雑用をする。散歩はなし。

昼は家でごはん。

天気図の雨雲を見ると帯状の雲が西から移動していて、3時前後には東京を抜けそうな様子だ。雨があがるのを待って店に出る。

夕方の賄いはレトルトカレーに豚バラの角煮をのせたポークカレーとサラダ。

（・・・・・・仕事中・・・・・・）

深夜帰宅。BSジャパン、山本周五郎人情時代劇『釣忍』（録画）を観る。開局15周年特別企画火曜スペシャル一話完結12話という触れ込みで、すでに3話目で、やっていたのを知らなかったが、周五郎物なら鉄板に面白いだろうと期待して録画していたのだ。

ん～、辛口のコメントは書きたくないが、いけませんね。全体は小説のあらすじをなぞっているだけで盛り上がりに欠け感情移入ができないのだ。役者も棒読みのセリフで、江戸っ子のべらんめえを噛まないでやっと言えている痛々しさだった。少々のうそは愛嬌だが、あまりにもアラが目立ちすぎてまともには観る気がしなくなった。

だって日本橋の大店の呉服商「越前屋」という設定なら間口の広い大勢の人が出入りする立派な店構えをわれわれは想像するが、店を見せないで、帳場のある場所が安普請の長屋の一角に見えるようではアウトです。予算がなかったのかな（笑）。
曲軒先生が地下で苦笑しているのでないか。