2011年12月5日月曜日

平成23年12月5日(月) 晴れ

きのうに続き快晴で気持ちがいい。昨日は福岡国際マラソンがあった。来年のロンドン五輪の選考レースのひとつなので各選手ここに焦点を合わせてきているとの解説をきく。

今夏の世界選手権で世間を驚かせた公務員ランナーの川内優輝が日本人トップの3位に入った。20km過ぎでペースメーカーのスピードについてゆけず一時後退したが、終盤になり驚異的な追い上げと粘りで堂々の3位だ。

特に38kmから、順大時代「山の神」とよばれた箱根駅伝のスター今井正人との息詰まる競り合いは見応えがあった。

ふたりの意地と意地の激しい争いを川内が制した。埼玉県庁の仕事をフルタイム勤務という異色の市民ランナーが実業団選手を押さえ、結果を出した。本人は今回の記録には満足しておらず、東京マラソンを目指すという。こういう選手は応援したくなるなあ。


ところで、勝ったのはケニアのダビリという一般参加選手だ。招待選手でもなく、かつ初マラソンであっさり勝つあたりアフリカ勢の層の厚さに次元の違いを感じる。勝ったダビリのコメントが「五輪代表にはなりたいが、厳しいと思う」とあきらめ顔なのが全てを物語っている。

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