2016年6月11日土曜日

平成28年6月10日(金) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


昼前に散歩に出る。家の中は涼しく外は晴れているので気分良く一歩出たら・・・暑い。
今年初めて外に出た瞬間のむっとした暑さを感じる。これからはだんだんと散歩が我慢ゲームのようになってくる。そうなればもちろん行かなくなるので、夏は運動不足になりやすいのだ。夏、家で素麺しか食べていないのに太る、というのは運動不足と素麺が意外と高カロリーだからである。

天文台通りを下る。ラーメン「魁力屋」の大きな看板がひときわ目立っている。最近ランチタイムは行列ができているが真夏でも行列ができるのか。


野川に出る。♪ぽっか~り浮~かんだぁ白い雲~♪美空ひばりの『花笠道中』を想い出す。美空ひばりを中国語で書くと当然「美空雲雀」となり、これでは美空ひばりの顔が浮かんでこなくなるが、それはどうでもよい。



野川からハケの南側の階段をのぼる。




高尾山方面は雲が多め、そして暑い。



上はモグラが地下トンネルを掘ったときに、余った土を地上に上げるモグラ塚といわれるものだが、数日前、野川でモグラの死骸を見かけた。気味のよいものではないので写真は撮らなかったが、モグラを見たのはほぼ50年ぶりだったのでほとんど記憶になく、モグラの成体の大きさというのは両手で持つ子猫くらいはあるような気がしていたが、意外と小さく10センチそこそこだろう、片手に収まるくらいの小さな命なのだ。

昼寝でもしているかのようにころんと横になって草の上で死んでいた。死因はもちろんわからないが、その個体の寿命か運命だったのだろう。死というのは頭の片隅にもない他人事であった若い頃と違い、死がわずかでも意識の片隅にのぼるように歳を重ねた現在、モグラの死でも、死というのはどこかおごそかに感じたのである。

帰って朝昼兼の更科蕎麦。


店に出て夕方の賄いは豚角煮入りの玉子丼。


(・・・・・・仕事中・・・・・・)

深夜帰宅。カミさんの知り合いにいただいた純米酒を開ける。愛媛の地酒だ。


酸味が勝って辛口の好きな味だ。


ラベルに「空飛ぶ農民」とある。どういう図を想像したらよいのだろう(笑)。

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