2013年1月3日木曜日

平成25年1月2日(水) 晴れ

箱根駅伝を朝から観る。東洋大学は「山の神」柏原が抜けたが選手層の厚さで今年も最初から上位を走る。それにしても二区の日大ベンジャミンの12人抜き、同じく山梨学院大のオムワンバの12人抜きを見せつけられると何かもうこの種の競技は努力とか根性とかでなんとかなるものではなくなった事をあらためて思い知らされる。アフリカ系の人達との基礎能力の違いは全く別次元で絶望的なひらきがある。

まあ世界にはすごい人達がいるのだと、その力を素直に讃えれば良いのであるが、日本人の男子がオリンピックのマラソンでメダルを獲れる時代は終わったと思う。女子はアフリカ各国の政情がまだ女性のスポーツ参加に大きく開かれてはいないので現時点では日本の選手は何度かの実績を残せているが時代が進みアフリカの女性がスポーツに専念できる環境が整ってくれば驚異的な選手がでてきて日本人選手では手に負えない時代がやってくる流れは止まらないであろう。

では、もうまったく勝てる見込みがないのになぜその競技を続けるのかというと、人は自分と近い力の人間と競うことには強い競争心が芽生えるからだ。まして駅伝は一人で走るのではない団体競技だ。だから箱根駅伝は観ている方も走る方も力が入る。競技そのもはいわば長距離リレーなのだが、「タスキ渡し」のルールは「仲間のためにタスキを繋ぐ」という風に滅私奉公的に解釈する日本人の精神性にぴたりと合うので多くの人が支持するのだと思う。自己犠牲が最終的に自己実現として結果にあらわれるというのは日本人は理解できるのである。

山登りの五区で二校が途中棄権になった。強風と気温低下で体力を奪われたのだろう。斃れた選手の悔しさは思うに余りある。




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