2013年1月4日金曜日

平成25年1月3日(木) 晴れ時々くもり

江戸東京博物館で催している『尾張徳川の至宝』展の招待券があったので行くことにする。三鷹から両国までは途中のお茶の水で中央線快速から総武線各駅に乗り換えるが降りたホームの反対側に各駅がくるのでまあ一本みたいなものだ。三鷹で各駅に乗れば乗り換えはない。


お正月ということで常設展が無料開放されていて賑わっていた。五階と六階が吹き抜けになっていて江戸時代の「中村座」を再現してあったり大規模なジオラマがあったり見応えがある。








昼の一時を回ったので七階にあるレストランで昼食にする。見晴らしが良い和食の店だ。


食事の後、本命の『尾張徳川の至宝』展を観る。中でも国宝「千代姫婚礼調度初音蒔絵貝桶」は当時の御三家の勢いと日本の職人の卓越した技術があいまってその豪華さに眼を奪われる。

初音の調度

初場所を待つ国技館
この辺りは墨田区横網(よこあみ)だが相撲の国技館があるので墨田区横綱(よこづな)だと勘違いしている人がたまにいる。字面が似ているので確かに勘違いしやすいと思う。

国技館の北側に横網町公園がある。ここは大正時代の中頃まで陸軍被服廠(ひふくしょう)があり、その被服廠の移転後公園となったが関東大震災で避難してきた人々を火災旋風が襲い実にこの被服廠跡だけで東京全体の死者の半数以上3万8000人が亡くなった悲劇の地であることを知る人は今は少ない。

風が冷たくなった夕方の両国駅

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