2013年3月3日日曜日

平成25年3月2日(土) 晴れ

きのうほど暖かくはない上、風が強い。Sちゃんは今日演奏会があるので早朝にでかけた。所属楽団のコンサートではなく、ヘルプ演奏のようだ。早い時間の演奏会で打ち上げがあっても夕方には帰宅するそうだ。

午後になり、長女が来る。今日はお泊まりしていくという。ということはSちゃん、長女とも酒呑みなので酒盛り決定である。

長女に何が食べたい?と訊ねると「鯵のなめろう」と、まあおよそ一般的な若い女性が一言目には言わぬであろう応えが返ってきた。娘はいかにも現代的なWEBデザインの仕事をしているが、競馬はする、酒は飲む、「なめろう」のリクエストとくるので生活スタイルはおっさんである。

夕方になりみんな揃った。


「なめろう」は房総半島の地方料理で、四国生まれの私は大人になって東京に来てから知った。
若い頃、飲み屋のカウンターで初めて注文して食べたとき、醤油をかけそうになったら、板前さんに
「だめだめ、味が付いているからそのまま食べるんだよ」と言われたことを憶えている。
でもこの見栄えは知らなきゃ何か醤油をかけたくなるのは無理からぬことではないかと思う。

ついでに自家製〆鯖も登場。


これを肴に純米大吟醸の『獺祭50』(だっさい)をみんなで飲む。そのあと水炊きを囲んだ。

『まほろ駅前番外地』第8話(録画)を観る。多田(瑛太)と行天(松田龍平)のかけあいの間が絶妙のドラマだ。特に松田龍平のぬるい感じは、他の俳優には代えられぬ味がある。今回第8話の女性依頼人の役を演じた黒木華(くろき・はる)は、これから名前が広く知られてゆくであろう演技派で私は注目して見ている。朝ドラ『純と愛』でホテルのフロント役・映画『草原の椅子』で遠間(佐藤浩市)の娘役など重要な役に抜擢されている。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mahoro/story/08.html

明日はSちゃんが実家に帰省する。二月いっぱいで出版社を辞め、東京での個人的なイベントもほぼ終了した。三月末に次男とホーチミンシティで合流するまで帰省する予定である。

明日はもうひとつ、深大寺の「だるま市」がある。毎年三月三日・四日と日が決まっており今年は初日が日曜日になったのですごい人出になるだろう。


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