2013年2月7日木曜日

平成25年2月6日(水) 雪のち雨の曇り

きのうから天気予報が「降るぞ降るぞ目覚めたら銀世界だ」と声高にアナウンスしていたので、六時前に一度起きて外を見たら弱い雨が降っているだけだった。

大方の人は、私と同じように一面の銀世界を想像してカーテンを開けたのではないかと思う。そして、肩すかしを喰った安堵感で朝を迎えた。本当の銀世界になってしまうと、生活に支障が出るにもかかわらずどこかで期待している子供のような気持ちが少しはあるが、大雪にならずに良かった。その後ミゾレから雪になり一時的にうっすらと屋根が白くなったが、道路は濡れたままで白くなることはなかった。

こういう日に、バイク屋さんから「納車できますのでどうぞ」との連絡が入る。あちらは仕事に忠実に連絡してくれたのだが、雨の日に新車のバイクを取りに行く気にはなれないので「明日ね」と返事をしておく。

夕方のニュースを観ていたら、JRは雪に備えて間引き運転をしたのが裏目に出て、あちこちで遅延や混雑したみたいだった。私鉄各社は平常通りだったのでJRの混乱が目立ってしまった。一概にJRと私鉄を比べられないが、JRはどこか官僚的な体質があり失態が許されない空気が組織内にあるのではないかと思う。それが警戒過剰になってしまい、結果的に失態を招いてしまったのではないかと想像する。

しかし気象庁も「外れてゴメンね」なのだが、前日から大雪を警戒して会社の近くに泊まり込んだ多くの人や、全車にチェーンを装着していたバス会社などの苦労を思うと、責任はないとはいえ、その影響の大きさは計り知れない。予報が外れて良かったのだが、降ると言うならちゃんと降ってもらわないと困る人はいたのだろうか。気象庁に「降らなかった苦情」が多く寄せられたそうだ。

帰宅して、ベトナムの次男とスカイプで話す。向こうの通信環境のせいか時々画像の乱れや音声の明瞭度が下がったりする。それでも外国とテレビ電話をしているなんて、SFではなく、それを実現している世界に生きているなんて、すごい時代になったとあらためて思う。

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