2013年4月4日木曜日

平成25年4月3日(水) 雨のち晴れ

午前中はきのうから降り続いている雨に風が加わり春の嵐になった。意識していたのではないが、そういえば今日はダルビッシュが今シーズン初登板であることを思い出しBSにチャンネルを合わせた。これを観られるのは仕事が夜というか、そういう仕事だからである(笑)。

ちょうど8回を投げていてテキサスが勝っていた。そして画面に、「ここまでパーフェクト」と表示がある。とたんに目が離せなくなった。まあ、あとは結果どおりなのだが、あの緊張と弛緩はスポーツの醍醐味である。

きのうからの風雨で完全に花散らしになった、と思ったら場所によっては意外と残っていて、それは桜の個体差や種類差や環境差に由来する開花時期のズレがあり、生物は「ゆらぎ」に満ちているということがよくわかる。




店に出る前、久しぶりに「丸亀製麺」に行く。天ぷらの種類が増えていた。以前は無かった「ゲソ天」「蓮根天」を発見。

蓮根天¥90+ゲソ天¥100

かけ並¥280

武蔵境店
きのうからの報道で電力の自由化、発電と送電の分離などを政府レベルで決定などの文字が並んだ。

私には残念ながらこの案件は筋が悪いとしか思えない。今ここで考えを書くと長くなるので簡略するが、新聞などの論調では発送電分離後、発電会社の子会社に送電会社が置かれるような事を書いていて、悪くすれば結果的には形式的分離にしかならない恐れがある、と書いていた。発送電分離案に危惧するという意味では同じだが、私の思うこととは違う。

会社のBS(バランスシート)を理解できる人であれば、電力会社の資産は送電網が最も大きな資産であることは明白であり、別会社にした場合、より大きい資産を持つ会社が小さな会社の傘下に入るとはとても考えられない。独占状態を背景にした巨大送電会社の誕生だ。独占企業がどれだけ強いかは説明不要である。

また、発電の自由化により新規参入との競争原理が働く云々というのは、現状ではありえない。なぜか?

新規参入発電会社が供給可能な電力量が、既存電力会社に比肩しうる量を確保できない現在の状態、つまり、岩に卵をぶつけるような話では競争にならないのだ。これは体力のある企業が弱小相手が潰れるまでダンピングをするだろうことは容易に想像がつく。

新規参入が既存に対抗できる量を供給できるようになるには、巨大な設備投資が不可欠である。それは土地確保を含めての新事業投資のコストを考えると、おそろしく難しいビジネスであることが私のような素人が考えただけでも判る。補助金を使うというのは私たちの税金を使うのであるから、結果的に私たちの財布で賄うのは論外だ。今電気代が上がったのは回り回ってそういうことですよ。

競争が起こるとすれば既存電力会社から自由に電気を買えるようになることだ。例えば夏の暑い盛りに、北海道電力は余裕があり安いのでそこから買えるようにする等プランはいくらでも出てくる。しかし現実には競争は起こらないと思う。

物理的送電ロスによるコスト高や事務手続きの煩雑化など問題が多すぎて、今の地域独占を崩してまで積極的に各電力会社が動くはずがない。

長くなるのでこれ以上は書かぬが、発送電分離をやるなら、最低でも別会社などではなく、送電網は全て高速道路と同じように国の管理にしないとめちゃくちゃになると私は思う。

大丈夫か、自民党。いかんいかん、また熱く語ってしまった(笑)。





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