2013年4月30日火曜日

平成25年4月29日(月) 晴れ

午前中に店の仕込み用の買い物を済ませて、ついでに娘を三鷹駅まで送る。
いったん帰宅して、午後は久しぶりにカミさんと美術館巡りに出る。今日は「山種美術館」と「サントリー美術館」だ。
恵比寿で降りて、広尾の「山種美術館」まで歩く。

恵比寿駅

途中で人だかりがしていて、テレビドラマ『ダブルス』の撮影をやっていた。伊藤英明、坂口憲二、橋爪功の三人が並んでいる。周りには出演待ちのエキストラ警官や撮影用パトカーなどが待機していて、パトカーなどは本物そっくりだ。ただし、駐車違反対策なのか運転席に乗車しているのは茶髪のスタッフなので、めちゃくちゃ違和感がある。


 ほどなく、到着。ここは日本画専門美術館で、今日のお目当ては、速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)の『名樹散椿』(めいじゅちりつばき)だ。この絵は昭和期の作品で初めて重要文化財になった。
背景の金地が「金砂子の撒きつぶし」という技法で、金箔押しでもない、刷毛塗りにもない深みのある金地になっている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130323/



広尾から六本木のミッドタウンまでは大分距離があるのでタクシーで向かう。最近は普段、三鷹や武蔵境ばかりなので、広尾から乗ってタクシーの運転手さんに「ミッドタウンまで」と言った時の都会満喫度はMAXだ。田舎モンである。









今回の「サントリー美術館」のテーマは「もののあはれ」でこの「あはれ」という日本独特の感性は、「哀れ」という淋しい感覚ではなく、自然の移ろいを愛でる気持ちの最も深化したものを顕す言葉であると解説にあった。なるほどね。

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