平成28年3月6日(日) くもり

今の調子は本調子100%と比較すると、比較するのがむなしいほど低いがそうも言っていられない。自分の身体の健康あってこその仕事であるのだが、怪我で足踏み状態だった改装オープンに向け気持ちだけはそちらに集中していこうと思う。

予定が大幅に狂ったがこの際あと一週間かけて3月14日の月曜日にはオープンする予定です。

今回ばかりは健康のありがたさが骨身に沁みた（笑）。冗談じゃなく要介護者にならないように心がけねば。入院先がたまたまそういう患者さんが多かったのかも知れないが要介護のお年寄りの多いこと。

これから団塊の世代が高齢化する。介護施設や専門職スタッフの拡充も喫緊の課題だろうが、いかに「寝たきり」にさせないで自力で動け元の生活に戻れるようなプログラムやシステム作りはもっと重要な気がする。

ちょっと見なので違うかも分からないが「必要以外は寝かせたまま身の回りの世話だけをしている」という印象が強く、本来なら「起きて動ける人」を結果的に甘やかし「寝たきり」にさせているのではないか？と思ったのだ。

医師から聞いた話だが動かないで寝ていると1日で3%ずつ筋肉が落ちてゆくのだそうだ。無理をさせぬよう過保護に扱えば「寝たきり老人」まっしぐらですな。

本人の持っている残存能力を最大限引き出して自力で身の回りのことができるようにする「寝たきりゼロ」の目標を国が掲げない限り、これから途方もない財政が流れ出て行くような気がする。