昼は家でカップ麺を食べる。湯をかけるだけなので楽、というのもあるがたまに食べたくなるのだ。写真を撮り忘れた。
夕方の食事は摂らないことがあったり、店で賄いを作ったりと決まっていない。その時の気分である。今日は賄いで、冷凍のチキンカツとエビフライを揚げる。
エビフライはまあそこそこ美味しかったが、チキンカツは残念ながら合格点は出せない。鶏の味がまったくせずにツナギの粉と衣の味だけだ。値段相応と言ってしまえばそれまでだが、ある意味どうやったらこういう物が出来るのか、これを商品として出す人はどういう気持ちでこれを世の中に送り出しているのだろう、という気持ちが湧いてくる。
嵐山光三郎が「不味いもの食べ歩き」のような話を書いているのをどこかで読んだ記憶があるが、氏によると
不味いものは記憶に残りますからね。アマゾンの寿司と言うと、今でも背骨に震えがきます(笑)。(嵐山)
世界中食べ歩いた作家では開高健が有名だが、嵐山は不味いものを不味いものとして切り捨てず、笑いに変える遊び心がすごい。
背骨に震えがくるほど不味いものを食べたことはないが、もう二十年も前、羽田の方へハゼ釣りに行ったとき、京浜運河沿いの工場の近くにあった食堂で食べた「冷やしうどん」は記憶に残っているなあ。一口入れた瞬間、箸を落としそうになったもの(落としてないけど)。
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