2012年12月4日火曜日

平成24年12月3日(月) くもりのち一時雨

実は先週から食事制限をしている。といっても病気ではない。自主的制限だ。去年やっていた糖質制限を思い出して実行している。加えて腹一杯食べないことも心がけている。糖質制限の本は娘達にあげたので手許にはないが理屈は判っているので大丈夫だ。去年はそれで運動もせずひと月で3㎏減量出来た実績もある。ここにきてまた減量を始めたのは体重が過去最高になったことが衝撃だったからだ。鏡に映る我が姿が曙(あけぼの)に見えてきてさすがに、こりゃいかんと思ったわけである。

もともとアジア人モンゴロイドの体型はコーカソイド(おおまかに白人系)・ネグロイド(黒人系)と違いセクシャル・ディファレンス(雌雄差)が小さく、中年男性の上半身は一般的にアルファベットのA型であり、自然には筋骨隆々の逆三角形にはなりにくい。なので無理をすることはないが自然に任せたままだと着物しか似合わぬようになりそうで現代的ではない。だいいちズボンのサイズがだんだん合わなくなって不経済である。

体重計には十日おきまたは二週間おきくらいで載ってみようと考えている。毎日神経質に載ってもそんなに変化はないのでつらくなるだけだ。今回心がけていることは、炭水化物を極力摂らない・腹一杯には食べないの二点である(酒は飲む)。酒は飲むがビール・日本酒は糖質が多いので飲まない。ひと月くらいで体重が落ちてくれば筋トレを始めて筋肉量を増やすことによって基礎代謝をあげることも重要だ。その後有酸素運動を取り入れ三ヶ月で健康的に10㎏の減量を目指す。

とまあこのような想いに至るほど飽食の生活を送っている。どこかで立ち止まって見直さねば、自分のことはいくらでも理屈をつけて許せるのが人というものである。

『パイの物語』上下巻を読了した。なるほどね、そうきたか、あの権威あるイギリス最高文学賞ブッカー受賞作の意味が理解できた。

物語の中にあるが、飢えと渇きでは問題にならないくらい渇きのほうが苦しいとあった。とりあえず生き物は水分があれば生き延びられる。それを思えば減量のための食事制限など鼻唄である。

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