2013年12月2日月曜日

平成25年12月1日(日) 晴れ

午前中に、店の仕込み関係の買い物で車を出す。今日も快晴で晴れ渡っている。こんなに気持ちよく晴れた休日に、街の中にいることがもったいない。山は行き始めるとクセになり、天気が良ければ行きたくなるが、なかなか思い通りにはいかないのが現実である。

今日は家で静かに過ごすことにする。動と静、緊張と弛緩が適度にあるのが健康的な生活である。

「明王峠道迷い事件」をまだ引きずっている私は、別の言い方をすれば不謹慎かも知れぬが、面白がっている私は、大袈裟ではあるが三鷹図書館のHPの在庫検索で「遭難」で探すと、あるわあるわ

『死者は還らずー山岳遭難の現実ー』

遭難のしかた教えます-安全登山のための辛口レクチャー

山岳遭難の構図-すべての事故には理由がある-

列挙していたらきりがないくらいあった。それだけ事故も多いということだろう。厳冬期の3000㍍級の山へ出かけていくような上級者の遭難話は初心者からは一見他人事のようだが、ちょっとした判断ミス、気の緩みが取り返しの付かない結果を招くという意味では、例えば高尾山といえど足を挫いて動けなくなり自力では下りられなくなればこれは遭難であるから、上級者の話に学ぶことは多いはずだ。

いくつかリストアップしておいて次の開館日に借りてこよう。

遭難といえば若い頃読んだ『風雪のビバーク』松涛明著を思い出す。この本は私の生まれる前に起きた古い時代の遭難記録である。槍ヶ岳、北鎌尾根で友人と二人で遭難しそのときの状況を克明に綴った遺書と記録である。詳しい内容は忘れたが、最期まで友人を思い遣る心使いに感動したのを覚えている。

ブルーレイに録画してある『にっぽん百名山・槍ヶ岳』を観る。



日本で5番目に高い山で標高3180㍍の登山愛好者憧れの山である。今の私は映像を見るだけで十分満足している。私とは世界も次元も違う。

三浦雄一郎氏の最高齢エベレスト登頂が話題になったとき、批判的な意見があったが、上級者の厳密な登山観はともかく、8848㍍の山の厳しさは私などには想像もつかない。

ここ数日山のことばかり書いているなあ。


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