2014年2月27日木曜日

平成26年2月26日(水) 晴れ

昼前に、何はなくともの野川に行く。面白いもので何かしらの材料がある。あ、ブログネタね。

若者数人がウェーダーを履いて何か作業をしている。大学のフィールドワークの一環だろうか、サンプル採集のように見える。


暖かいので昨日と同じ場所にまた亀(ミシシッピアカミミガメ)が甲羅干しをしている。今日は他にも三匹の個体を見る。在来種の泥亀などは駆逐されいなくなったのだろうか。


外来種が悪者にされるのだが、誰もが解っているとおり、この亀たちに責任はない。弱肉強食の生態ヒエラルキーの中で懸命に生きているだけである。別の見方をすれば、同じ環境、チャンスが平等であれば、より環境に適応した者が生き残る公平な結果である。グローバルなビジネスシーンと同じだ。




咲いているオオイヌノフグリが多く見られるようになってきた。

オオバン
我思わずゆえに我なし、無念、無想、無我。アオサギの悟り
マガモの♂(colvert)
 フランス料理でいうところのジビエ(gibier狩猟によって捕獲された野生の鳥獣)。コルベール(青頸鴨)である。





自然観察園の中の木道。ドラクエのダンジョンのように入り組んでいる。





野鳥観察をしている方がいたので声をかけてみた。何を撮っているのか、と訊ねると「ミヤマホオジロ」とのこと。渡り鳥で関東では個体が少なく珍しいのだそうだ。

梢の高い所に止まっている小鳥を青空バックでどうやって他の小鳥たちと見分けるか、と訊ねたら毎日のように来ているので、飛び方や囀りの僅かな違いで判るらしい。「ミヤマホオジロ」は非常に高い声で啼くので歳を取ると聞き取りにくいんだよ、とおっしゃる。そうしている間にも「あっちに動いたのがシメだ」などお忙しい。

三脚に超望遠レンズをセットしてあり「何十万もするんでしょ」と訊くと「いや一桁上、車が買える。こっちに回す分、車はショボいんだよ」と笑っていらっしゃる。色々親切に教えていただいた。

趣味の世界は恐い(笑)。

時間があるので野川公園にまわる。








白梅は前から咲いていて、遅れて紅梅が大分花を点けてきた。

帰宅して昼は家で、きつね蕎麦。揚げ玉も入っているのでタヌキも同居である。



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