昨夜 |
一夜明けて晴れ渡っている。
近所総出の雪かきをする。今日が日曜日だった事で皆さん時間があったのと、ご近所は若い所帯の方が多いのでみるみる片付いてゆく。写真に映っていないが実際はもっと大勢での雪かきだった。こういう時は道路の片付き具合に住民の世代構成が反映するが、雪かきに参加している人達は若いと言っても所帯を構えて家族を持っている方達であって、近所に若い単身者の住むアパートがあるが、そこからは誰一人出てくることはなくその建物の前は雪が残ったままである。その残雪は都会の孤独と地域社会との断絶を意味している。
昼食をすませ家内と歩いて選挙に行く。この雪では投票率は低いだろうなあ。
投票を済ませて天文台の構内を歩く。踏み跡はあるが雪かきが済んでいるわけもなく手付かずである。
東京では46年ぶりの27㎝の積雪だったが、今日が暖かいせいか天文台通りはだいぶ乾いてきている。
帰宅して、コーヒーブレイク。次男のベトナム土産を出して見る。
サイゴンガール・ココナツクッキーと書いてある。馬鹿にしてはいけないがこの洗練されてない加減にベトナム情緒を感じる。
気持ちは判る(笑) |
夜八時になった瞬間に都知事選挙の結果が出た。予想通りの投票率の低さだ。
民主主義はまずひとつ、その地域を代表する人、この人にならお金(税金)を預けても大丈夫、一番信用できる人、が選挙で選ばれて行政、つまり税金の再配分を行う。
そして第二は行政から独立した中立的オンブズマン(行政監視機構)が強い権限を持っていて、選挙で選ばれた者がおかしな動きをした場合、強制力をもって勧告する。
そして第三、その大切なお金を預ける人を決めるのだから選挙権がある住民が選挙にいくのは当然である。
そのどれもが今の日本では達成されていない。未熟な民主主義と言われても仕方ない。
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