2016年12月9日金曜日

平成28年12月8日(木) 晴れ

6時半起床。プライムラジオを流してコーヒーを淹れてブログの更新。



リビングで牛乳と新聞。


今日は休み。職場へは歩きで行くので最近スクーター(HONDA・PCX150)に乗る機会が激減した。たまに動かすというのは、エンジンオイルが下がったりして機械にとって良いことではない。それとバッテリーが自然消耗で上がってしまったりするから使いたいときにセルが回らず、エンジンが始動できないことになりかねない。

そこでエンジンを回してやることと散歩を兼ね神代植物園に行くことにした。先日年間パスポートを買ったばかりである。通常入園料は500円、年間パスポートは2500円で5回入園すれば元はとれるから、バイクのためと年間パスポートの元をとりに一石二鳥作戦を敢行することにしたのだ。

家から植物園は1kmくらいなのでバイクだとすぐに着いてしまう。正門横に広く駐輪場を設けていてこれは便利だ。



平日の午前中で人はまばらだ。



目的は散歩だから足早に歩く。



メタセコイヤもだいぶ散ってしまった。




バラ園を臨む。


年間パスポートというのはいつでも入れる気楽でつぶさに見て回る必要がない。温室はまた今度観ることにする。深大寺門からいったん出て深大寺にまわる。



深大寺も閑散としている。人のことは言えないが見かけるのは年配者ばかりなり。


折り返して植物園に再入場。



葉の一枚一枚が人の手ほどもあるバフウカエデの巨木。


ほんの狭いアングルで富士が見えている。


園内を不規則に歩くおよそ2.5kmの散歩。最近仕事で一日10kmは歩くのでかえって休日はこのくらいでいいのである。


帰宅して、やっと入手した「新潮12月号」の『息子と狩猟に』を読む。


作者の服部文祥という人は初めて知ったが、著述家というよりも登山家といった方が通りがよいみたいだ。雑誌『岳人』の編集者でもありサバイバル登山で多くの実績を残した1969年生まれの45歳、仕事に一番脂の乗るころです。

小説は電話詐欺チームを率いるリーダーの加藤と小学生の息子を連れて狩猟に出た倉内のエピソードが交互に語られ、ラストにひとつの物語に収斂する形式をとっていて結末はともかくディテールの細かさが素晴らしい。面白かった。

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