2012年9月18日火曜日

平成24年9月17日(月) くもり

朝目覚めたら、きのうの酔いがまだ残っている。今日は敬老の日で休みでよかった。家で朝昼兼の冷やしつけうどんを食べ、『梅ちゃん先生』の再放送を観る。話は昭和30年代に入っているのでその頃の社会の空気や街の変貌してゆく様子の記憶なら子供だったが私も同時代を共有している。その頃は都市部の街中であっても空き地や原っぱがそれなりにあり子供はそこで遊んでいた。

午後は昼寝だ。夕方になり相撲を観ながらビールを飲む。うまくない。最初の一口が旨く感じないときは前夜の酒がまだ体から抜けきっていないからだ。旨くないのならそれで止めりゃいいのだが酒飲みとはいじましいもので、騙しだまし飲んでいるうちにまた酔いが戻ってくることを知っているから調子が上がってくるまで半分我慢して飲んでいる。

『薄桜記』(録画NHKBS)の10回目を観る。来週が最終回だ。この物語の主人公は剣の達人だが複雑な事情により左腕を失くす。最愛の妻とも離縁し浪人となり町の用心棒のような生活をしている。時代は元禄でちょうど赤穂浪士の討ち入りにこの主人公も関わるようになる。しかし彼は上杉方で吉良家の剣客という立場だ。以前より懇意にしていた浅野家の家臣、堀部安兵衛との立場上の確執をからめて来週が討ち入り最終回だ。赤穂浪士が主人公ではなく物語も彼らを中心にはしていない。しかし赤穂浪士の討ち入りが話に絡み出すと物語が一気に緊張し面白くなった。これで最終回を観ずにはいられない。目玉焼きの白身から食べていって最後の黄身を残すようなものである(例えが違うような気もする)。

0 件のコメント:

コメントを投稿