2013年7月20日土曜日

平成25年7月19日(金) 晴れ

午前中にきのうの仕返しにベトナム大使館に出かける。何を仕返しするのか、自分でもよく判らないが(笑)。

11時過ぎに到着。昨日と違って正門は閉まっている。そうなのだ、この正門が開いていたのが、そもそも「事務手続きが出来ない事件」の発端だった。何も知らないで行ったら普通誰でも、開いている所から入っていくでしょ、それは。(事件の詳細は昨日の記事を参照されたし)

ベトナム大使館
今日は閉まっている。この状態であれば、どこか別の窓口なり、入り口があるのではないか、と考えが及び、一応建物の周りを確かめてみるという行動を取れると思うのだが、間が悪かったとしか言えない。

今日は満を持して、隠しダンジョンの場所を予想してあるので、そこへ直行だ。

建物の南東の角を回った所に、ありましたよ、通用口みたいな扉が。


よく見ると


頭の中でドラクエの音楽、目的を達成したときに流れるメロディが鳴り響いた瞬間である。

階段を上がり、中に入るとすでに二十人近くの人が待っており驚いた。査証の取得やパスポート関連など目的は様々だろう、白人が五人、他アジア系の人、日本人のビジネスマンらしき人数人など、顔ぶれは賑やかだが、中はシンとしている。

混んでいたが、書類を申請して待つこと一時間で、ミッションインポシブルな私の任務は完了した。

私が帰るときは午前受付終了で空いてきた
事務をしているのは二人のベトナム人女性で、笑顔はないが粛々と仕事をしている。愛想笑いなどという文化は、日本固有のものだから、ましてや社会主義国のお役所で笑顔を期待する方が間違っている。20数年前、ベトナムのタンソンニャット空港のイミグレーションで、軍服を着た女性係官の能面のような、お腹をくすぐっても絶対笑わぬような冷たい表情を思い出す。それに比べたら、日本の役所の女性が女神(ビーナス)に見えます。


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