2013年7月10日水曜日

平成25年7月9日(火) 晴れ

昨日から、CS放送の時代劇専門チャンネルで『御宿かわせみ』が再放送され始めた。NHKで1980~1981にかけて放映された1シリーズの24回分だ。この作品は、色々なキャストで制作されているが、このNHKの真野響子版が一番印象に残っている。

四十半ば以上の世代には説明不要だと思うが、平岩弓枝原作の大ヒット作である。

庄司るい(真野響子)は奉行所同心の父の死後、家督を譲り、大川端に「かわせみ」という宿を開き、武家を捨てている。その「かわせみ」を舞台にるいの幼馴染みである神林東吾(小野寺昭)との恋や周りで起きる事件を描く。

録画の第一回を観た。るいと東吾の絡みの演出が時代を感じる。るいが東吾の肩に寄り添うようにもたれ掛かる場面があるが、その仲睦まじさが、今から見れば、「何をイチャイチャ」という風に写る。

しかし、当時はそれが受けたのだ。戦後女性がどんどん自由になっていく過程で、他者の目に、男女の仲むつまじい様子を見られる事に抵抗がなくなりつつあった時代背景。この作品はその多くの女性ファンの潜在的な願望を代弁、具現化してみせたのだ。出来るものなら、私もるいになりたいと思った女性は多かったと想像する。

何を隠そう(隠してないが)、カミサンも「御宿かわせみ」の大ファンである。ちなみに私は東吾ではないが。



レンタルの『のぼうの城』をまだ観ていない。145分の長尺なので返却期限までに観られるか怪しくなってきた。

映画『マーキュリーライジング』事件がある。これはレンタルで三回も借りて三回とも観たのだが、内容が全然分からない事件だ。

作品が難解なのではないが、全然覚えていない。というのは、三回とも、息子と飲みながらだったり、人が来たりしてちゃんと観てないからで、借りるたびに今度はちゃんと観ようと思って借りてくるのだが、唯一覚えているのは、ブルースウイリスが守る子供と一緒に、轟音ですれ違う列車の間にいるシーンである(笑)。




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