2013年7月5日金曜日

平成25年7月4日(木) 曇り

昼はカミサンが作った「かた焼きそば」を食べる。肉類を切らしていて、魚肉ソーセージで代用している。まさか猫用じゃないだろうな。子供の頃は、マルハの魚肉ソーセージをよく食べたものだ。


夕方、店の用事で三鷹駅南口に行く。ジブリ美術館行きのバス停脇をいつも通るのだが、平日でも賑わっている。ジブリの作品は世界的にも人気があるので、外国人も多い。私も過去に二度、バス停の場所を、英語で訊かれた事がある。答えは簡単だ。英語の得意な(笑)私は、バス停の場所を指さして、「Over there」これだけである。

英語と言えば想い出がある。昭和30年代、私が小学生だった頃まだ「紙芝居」があり、毎日決まった時間になると公園に自転車に乗って「紙芝居のおじさん」がやって来る。集まった子供達に駄菓子を売って、子供達はその駄菓子を食べながら「紙芝居」を観るのだ。受益者負担、アナログのオンデマンドである。むろん買わない子はいる。何も買わないからといって排除されたりはしない、おおらかな時代だった。

そのおじさんが、公園に着いて子供を見かけると、手招きをしながら「ハイラップ、ハイラップ」と言うのだ。なので、子供はそのおじさんの事を、「ハイラップのおっさん」と呼んでいた。意味は判らないが、私を含めて子供達はその「ハイラップ」という言葉の意味するものが何であるかを特に知ろうともしなかった。

そして、それは謎のままだったが、大人になったある時、天来の啓示の如く閃いた。
あれは「Hurry up! Hurry up!」だったのだ。
そのおじさんは、それまで過去にどんな人生を送って来たのだろうと、大人になった今、もう解明されることはない謎に思いを巡らす。



用事を済ませてから、ケンタに寄る。前からコレを食べてみたかったのだが、買いそびれてしまって一度も食したことがなかった。「胡麻と山椒のぶっかけチキン」。食べてみると、香辛料がポロポロ取れて手と周りが汚れるが、とてもおいしい。美味しさと食べにくさが比例しているのは、モスバーガーと同じだ。



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