平成26年1月19日(日) 晴れ

朝から快晴になった。きのうの靄がかかったような晴れと違い澄み渡っている。高尾山や景信山からは富士が綺麗に見えるだろう。先週の土曜日に高尾山に行ったが、混んでいるのと登山道は霜が溶けて泥濘んでいるので今の時期日曜に行く気はしない。後で野川に行こう（笑）。

平日に車で小仏まで行き、奥の無料駐車場に駐め小仏峠に30分で登り、そこから少し先の富士見台に行ってくる、というのはどうだろう。富士見台は空いているし、富士見台というくらいだから富士山がとても近くに見える。足慣らしにはちょうどよいような気がする。

昼をすませてリビングでのんびりしていて、たまたま日本映画専門チャンネルの映画『ひみつのアッコちゃん』2012主演：綾瀬はるか、を見だしたらついつい見てしまった。中盤からラストまでの転結がしっかり作られていて楽しい娯楽作品だった。娯楽作品は芸術性において低く見られがちだが、人生や人間を正面から見据えたシリアスな作品だけが良い映画ではない。どちらが上か下かということではなく、どちらも必要ということである。

夕方になり野川を走る。

野川にはセキレイ類が多い。今の時期はハクセキレイをよく見かける。たまに人をあまり恐れない個体がいて割と近くに寄っても逃げないのがいる。下の個体もそのような一羽。セグロセキレイも見かけるが数は少ない。

ハクセキレイ

野川から飛行場に向かう。夕方になっても快晴なのでこの時間は富士のシルエットが期待できる。

飛行場の丘から見える広大な空間はいつまでもここにとどまっていたい気分になる。西側の空が茜色なのだが、あまりにも快晴で雲が全くないため表情の豊かな雲に映える夕焼けは残念ながら見られない。

飛行場ターミナル前にある大きな公孫樹の木だ。ケヤキは枝を大きく広げ野性味があるが、公孫樹の木はこのように葉を落とした後のシルエットも美しく詩的でさえある。

約６㎞を走ったり歩いたり写真を撮ったりしながら帰る。外気はとても冷たいが体は十分に暖まっている。

なぜ君がテーブルの上でくつろいでいるのかね。この子だけは私が帰ってきても容易にはここをどかない。