2014年1月8日水曜日

平成26年1月7日(火) 晴れ

きのうに続いて昼は家で蕎麦を食べる。山芋をおろしてとろろ蕎麦にする。


正月の飲み食いで体重が増えるのを覚悟していた。そのため体重計からはしばらく遠ざかっていた。久しぶりといっても十日ぶりくらいだが「世界で一番怖い乗り物」に乗ってみたら意外にも1㎏に満たないわずかな増加で覚悟していたほどではなかった。昨年の九月半ばからの運動の蓄積があったからだろう、と勝手に解釈している。

予報では明日は天気が崩れると言っているので、今日の内に一週間近く空いた運動の再開を思ったが、気が緩み「走り」には出かけず店に出るまで家で読書。

店の営業が終わり深夜帰宅する。寒いのだがきのうの夜ほどではない。

帰宅後、飲みながら『チーム・バチスタ4螺鈿迷宮』第一話(録画)を観る。続けて暮れに録画してあった『瀬戸内寂聴×ドナルド・キーン ニッポン不易流行』を観る。長い対談なので、深夜になってからは一気に通しては観られないが、このお二人の話はさすがに面白い。太平洋戦争終結後、戦争で死んだ日本人は一人もいない事、これは重要なことだとキーン氏は語る。なるほど言われてみるとその通り。人は生きているのではなく生かされているのだから、人のために生きなさい、と語る寂聴さん。中でも三島由紀夫の自決と川端康成の自殺についてはお二人ともそれぞれの形で関わっておられ、もしノーベル文学賞が三島であったら、二人の自殺はなかったであろう、ということであった。二人の作家の死が別々の事件ではなく、通底していたとする解釈は初めて知った。

遅くなったので途中で止めたが貴重な対談である。ブルーレイに残しておこう。




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