2014年4月12日土曜日

平成26年4月11日(金) 晴れ

晴れている。気温は少し低めだ。山にはいつ行くの?この後に続く言葉は流行語として鮮度を失っていてチト恥ずかしいので書かないが、そういうことで出かける。

予定のルートは裏高尾、先日から続けて行っている日影沢に入り、日影沢を基点にして城山に上る日影沢林道を行き、途中で分岐している逆沢作業道(郵便道)→高尾山山頂下6叉路→富士見台園地→3叉路合流点→一丁平の手前分岐を萩原作業道→日影沢林道→日影沢という道を行くことにする。

9:30バイクで出る。支度をして10:30日影沢林道を上がる。

直進で城山方面・左の木橋が逆沢作業道への入り口(表示はない)


少し上がった所に表示板があるが、一般の方が多く使っている昭文社の「山と高原の地図・高尾山」にはこの道は記載されていないので人は少ない。今日も誰にも会わなかった。



静かな山道を独り行くとき、一年前に亡くした友人ふたりを思い出す。

誰もいない山の中で死者と対話をする。死者という表現は適切ではない。私の中で今も生きている、そう山に来れば、オカルトやスピリチュアルな話ではなく、今も生き生きとした彼らと胸の中で語り合えるのだ。虚空に消えた彼らを求めるむなしさが大きいだけに、山は少しのなぐさめになる。私がお前らの分も生きるからな。苦痛から解放された彼らの笑顔が浮かぶ。彼らの笑顔はもう歳をとらない。

高尾山山頂下6叉路






いろいろ咲いている。わざわざ言うことではないが、大雑把に何の仲間か、くらいかしか判りません。
萩原作業道への分岐(標識なし)
下りきって振り返った場所

帰路につく。

里山の春
山の春
高尾山はあいかわらずすごい人だが、裏高尾は道を選べば飽きない山歩きができる、現在私の一番のお気に入りである。


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