中十日になる。あまり間を空けると、行く度、後日筋肉痛になるので今の脚力を落とさぬよう、脚に刺激を与えるのが今日の目的である。
どこに行こうかといろいろ考えたが、日影沢方面は最近何度も行って飽きてきたし、トレーニングがメインであれば、時間優先で京王高尾山口から行くのが一番手っ取り早く電車で行くことにした。
下がJRのホーム・今立っている所は京王高尾駅のホーム |
JR高尾駅で京王線に乗り換え一駅だが、京王高尾山口に行く。
お馴染みの景色だ。メンテナンス工事で二ヶ月ばかり運休していたケーブルカーも運行を再開している。ケーブル清滝駅のすぐ左側に稲荷山コースの階段がある。清滝駅の左の道を抜けて先まで行くと渓流沿いに歩く6号路・清滝コースがあるが、今日はさらに奥の高尾病院の脇から登る道を行くことにする。
高尾病院の脇を通る。ちょっとお邪魔します的な感覚である。
病院を抜けたすぐ先にあちこちでシャガが咲いている。
脇目を振らずに気合いを入れて登れば30分を切ると思うが、のんびり歩けば30~40分と行ったところでケーブルカーの山頂駅を出た所、十一丁目茶屋の脇にでる。
蛸杉に挨拶をして登った道を引き返す。
駆け足の独り山歩きだが、山道の途中の分岐で休憩していらっしゃった、年配のご夫婦だと思われるお二人と、二言三言の会話はあった。冬の山歩きと違って、そろそろ高尾山は暑くなってきた事、などを挨拶代わりにお話しする。
行きずりの方との一瞬の人生の交差であるが、山では見ず知らず同士の会話はよくあることだ。都会の街なかで想う「雑踏の孤独」のようなものは山では感じない。
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