2018年6月14日木曜日

平成30年6月13日(水) くもり時々晴れ

6時半起床。コーヒーを淹れてくる。


起きたばかりなのに「お昼寝のための音楽」というアルバムを流してブログの更新。


仕度してリビングで『半分、青い』を観ながら朝刊とシェイクとゆで玉子作り。


出勤。(・・・・・・仕事中・・・・・・)17時勤務終了。

内館牧子『終わった人』を四分の三読んだ。中盤からの展開は?だが、とくに前半、首都圏に暮らすサラリーマンはこの物語の主人公と経歴は違っても、勤め人の組織や構造、悲哀は同じようなもので共感をもって読まれているのだろう、と想像するも、仕事一筋、気がつけば趣味の一つもない人って本当にいるのかなあと思ってしまう。

この辺りは私などのドロップアウト組とはまったく違うので、この主人公を自分におきかえて読み進むことはないが、気持ちはよく分かる。

小説とは違い実話で、現役時代やりたかった趣味をリタイア後に好きなだけ気の済むまでやれる時間を手に入れてから、最初はよかったが一年も経たずに飽きてしまった、という話を聞いたことがあるが、それも分かるように思う。

ない時間を工面して遊ぶから楽しいのであって、趣味だけの世界、自己満足だけでは満たされないのだろう。

この小説の結末はまだ知らないが、歩んだ道は違っても、最後はお金ではない。稼がなくなり消費するだけの生活はつらい。生産年齢人口から被扶養人口になっても人に感謝される生活を示唆して、ということなのではないかと思うのだが。違うのかな。

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