2014年3月8日土曜日

平成26年3月7日(金) くもり一時小雪のち晴れ

数えてはいないが、何日ぶりかで野川に走りに行く。映画やドラマを観たり本を読んだりといろいろなものを取り込む時間は夢中になると直ぐに何時間も経ってしまう。

その中で運動に一時間だけでも時間を割いてエイヤッで出ないと、今日は、まあいいか、と一日延ばしになり、いつの間にか体を動かさなくなるような気がするので、面倒くさいと思う日はあるが、仕事だと割り切り出かけることにしている。

今日は、きのうと違い風はないが空気が冷たい。空も鈍く重い雲で覆われている。




嘴の下が赤いので♀
途中で白いものがちらちらし始めた。カワセミは全く見かけない日もあるが、多いときは一時間足らずの散歩で三~四羽の個体を観察することがある。



天文台北側の外壁工事の進捗。




天文台構内でサザンカが咲いていた。サザンカというのは漢字で書くと「山茶花」と書く。昔、山茶花究(さざんか・きゅう)という名脇役がいたなあ、という話はどうでもよいが(笑)、サザンカは本来、サ・ン・ザ・カであって、これは口頭語としていつのまのか音位転換が起こり定着したもので「山茶花(さんざか)」であれば漢字の読みとしては自然で無理はない。

音位転換で定着しているものの代表的なものが、あらた(新)→あたら→あたらしい、だと思うが、ほかにも言い間違いをしている例は多くある。

例えば、

おさわがせ(お騒がせ)→おさがわせ

したつづみ(舌鼓)→したづつみ

てもちぶさた(手持ち無沙汰)→てもちぶたさ

など調べるといくつもでてくる。中でも近頃、ふんいき(雰囲気)→ふいんき、が浸透しつつあるという記事をいくつか見つけた。

高校で、雰囲気の読みを試験に出したところ、「ふいんき」と答えた人が四割を超えていたという報告があるそうだ。さすがに私たちの世代では、これはほとんどないと思うが、言葉はどんどん変化してゆくものだという実例である。

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