2012年10月31日水曜日

平成24年10月30日(火) 曇りのち晴れ

午前中曇っていたが午後になり雲が薄くなり夕方からは晴れてきた。月が昇る頃はいわゆる月に叢雲(むらくも)でときおり雲間に隠れていたが、店を終えた頃は澄んだ表情を浮かべていた。

十六夜(いざよい)の満月
帰宅して『にっぽん縦断こころ旅』(録画)を観る。愛媛県の東端、香川県境に近い川之江駅から香川側の観音寺(かんおんじ)市に入る。「かんおんじ」と読み「かんのんじ」とは読まない。
今日は観音寺にある豊稔池ダムが目的地だった。私はこのダムの存在を全く知らなかった。

wiki引用
豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、香川県観音寺市にある現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム2006年平成18年)、国の重要文化財(建造物)に指定されている(指定名称は「豊稔池堰堤」)。
命名は、香川県出身で大蔵大臣などを歴任した三土忠造による[1][2]
讃岐山脈から流れ出る柞田川を上流で堰き止め、柞田川の左岸に広がる水田を潤している豊稔池ダムは、度重なる大旱魃への対策として1926年大正15年)に着工され、1930年昭和5年)に完成した。このとき、地元住民による組合が部分請負が工事にあたり、延べ15万人による人海戦術により約4年の短期完成を実現するという地元一体となって成遂げられた公共事業であった。ダム補修工事により上流部はコンクリート補強されているが、下流部には当時の古い石積みが現存している。
多連式アーチダムとしては、宮城県仙台市大倉ダム(二連式)を含め、全国に二つしかなく、当時米国で最新技術であったマルチプルアーチが適用されるなど土木史、ダム技術史を語る上においても貴重な建造物である。
遺跡のような佇まい

 番組中、地元食堂で火野正平がダム放流の写真を見て、常に放流しているのか?のような主旨を訊いたら「まけそうになったら」という応えが返っていた。この「まけそう」というのは標準語で「こぼれそう」「あふれそう」という意味だ。この方言がどの地域まで使われているのかは知らないが、讃岐出身の私には懐かしい響きであった。

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