2012年11月1日木曜日

平成24年10月31日(水) 晴れ時々曇り

先日「バーミヤン」デビューしたばかりの私は、早速カミさんと再訪した。カミさんは知り合いと他の店を利用したことはあるらしい。ラーメン店にはない中華料理店の麺類があるのが嬉しい。私は「五目そば」、カミさんは「酸辣湯」(さんらーたん)、それぞれ餃子をセットにする。今書いていて「酸辣湯」の変換が一発でできた。私は日本語変換にATOK2010を使っている。日本語入力システムは素晴らしく進化した。新語への対応も早い。二十年近く前、まだワープロで文書を作成していたころ、「お食事券」への変換がほしいのに「汚職事件」とでて笑った記憶がある。今でもこの両方は変換候補選択にでてくるが、学習機能の発達で文脈の中では一発で変換できるまでになっている。

五目そば(餡かけ旨煮)

酸辣湯

説明不要(笑)
これからは月が欠けてゆき、月の出がどんどん遅くなる。店が終わる11時頃、欠け始めた月は中空に在る。その明るい月から東方面左下に木星が見える。これも明るいので三鷹駅近辺のようにかなり明るい場所でもはっきり見える。その木星から少し右に赤っぽく光る星がある。これは「アルデバラン」だ。冬のダイアモンドを構成する星のひとつである。もう少し季節が進みこのアルデバランよりさらに下にあるオリオン座が見え始めるとオリオンの脚の部分「ベテルギウス」、おおいぬ座「シリウス」、こいぬ座「プロキオン」の三星で構成する「冬の大三角」が姿を表す。私は天体マニアではない(笑)。冬の星空が好きなだけだ。東京でも冬は大気が澄むことが多く子供の頃からよく見てきた星を変わりなく観察できる。千年前の平安時代の人も一万年前の縄文人も今と同じ空を見ているのだ。『方丈記』で鴨長明が〝ゆくかわのながれはたえずして〟と人の世の移りゆく様の無常を書いた。人の営みの時間と比べれば宇宙の営みの長さはわれわれ一般人の理解の限界を超えている。その宇宙も永遠ではない。しかし、人は永遠の闇からきて永遠の闇に還る。そのまばたきのような光、与えられた生をおろそかにしてはならない。

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