2012年11月12日月曜日

平成24年11月11日(日) 曇りのち雨

宴の後の緩んだ気だるさが残っている。また日常に戻りきる前の余韻だ。『にっぽん縦断こころ旅』(録画)の土日週末編をまとめて観る。今週から岡山に入り山陽道を西に進む流れだ。ただし同県内では単純に西へ西へではなく、色々移動する。この番組の主旨は自転車での一筆書き旅行ではなく視聴者から寄せられた手紙にいざなわれて、その思い出の地を訪ねることにあるので、鉄道やバスを利用しながらの移動である。火野正平は今年63歳になる。坂道を息を切らせながら喘ぐ姿は何か親しみが湧く。優等生イケメン俳優にこの味はでない。火野正平は強がらない、この肩の力の抜けた飄々とした性格が女性を惹きつけてきたのだと想像する。古来偉そうに言う男は女にはモテない。

昼は鍋で「キムチうどん」をする。ビールを飲みながら熱いのを食べる。昨日との落差が大きい。それでよいのである。変化があるからこそたまに気合いの入った食事が活きるのである。私は何もなければ〝卵かけごはん〟だけだって一向にかまわない。

そのままダラダラ飲んでいた。娘と競馬中継を観たり、石川遼が久々に勝ったシーンを観たり、相撲を観たり、雨が静かに降っている。平凡で平和な日常である。

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