2012年11月25日日曜日

平成24年11月23日(金) 雨のち曇り

11時03分「のぞみ165号」で神戸に向かう。改装後の東京駅に来たのは初めてだが、三連休初日で混雑していたので見物はまたの機会にする。

乗車前に一度八重洲口から出て大丸に地下食品売り場でお土産と昼の弁当を購入する。

松茸御飯二段重¥2499





 贅沢な弁当である。空腹を満たすためだけの食事ならこの選択はないがめったにない非日常の始まりには許されると思う。

まもなく京都

新神戸着


 今日来たのは遊びではない。中学校からつきあいのある旧友の見舞いである。不可逆性の病に斃れ数年、今状態が良くないことを細君から聞き、思い立って神戸に来た。車で迎えにきたくれた細君M子さんと東京での八月以来の再会だ。車で入院先に向かう。病院に着くと長男のS君が付き添っていて彼とは二年ぶりの再会である。友人は会話が出来る状態ではなく私が訪ねたことを理解してくれたかは判らないが声かけには反応してくれた。

今夜は彼の自宅に泊めていただくことになっている。

ぼたん鍋
九時過ぎになり長女のAさんが帰宅、ご家族と深夜まで色々お話をした。家族全員が支え合って介護をしている。若い二人がいることは心強い。M子さんのご苦労は並大抵のことではないが彼女は明るく見える。逆境につぶされない強さを感じた。

平成24年11月24日(土) くもり

昼前にもう一度病院に彼を見舞う。きのうはうつらうつらしていたが、今日は起きていて私の呼びかけに明らかな反応があった。会話はかなわないが私であることを判ってもらえたと思う。状態はかなり厳しく重い気持ちになるがまた会えることを信じよう。

神戸市街

帰路の東京行きN700系のぞみ
時間があれば六甲アイランドの「小磯記念美術館」に行きたかったが次回の楽しみにとっておこう。
M子さん、Aさん、S君お世話になりました。そして友人Oよ命の灯をともしつづけてくれ。



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