2012年11月19日月曜日

平成24年11月18日(日) 晴れ

昨夜の雨はすっかりあがり朝から気持ちのいい快晴だ。もう一度昭和記念公園に行こうかと思ったが日曜の混雑ぶりを考えると、あの静かな風情は望めそうもないので止めにした。午後になり近所の国立天文台構内を散歩がてらのぞいてみた。色づいている樹もあるがもともと武蔵野の雑木林を自然に近い状態で残しているので鮮やかに紅葉する樹はあまりなさそうだ。冬枯れてゆく自然林である。



無数のギンナン
公園ではないので休日といえど人は少ない。この空間が徒歩五分の近所にあるのは幸せなことだと思う。

三十分ほど歩いていてトイレに行きたくなった。家に帰っても間に合うが構内にもトイレはある。中の施設の「星と森と絵本の家」の近くを通りかかったところだったので、ここで用をたそうと思い中に入ると、職員と思われる若い女性が何かセレモニーの支度をしている。妙に人も多い。何だろうと思い目の前にいた別の女性に目を向けて驚いた。

私「あれれ、清原さんお久しぶりです。さっき井の頭公園にいらっしゃいましたよね。武蔵野の邑上(むらかみ)市長と一緒にラジオに出てらっしゃったのを聴いていましたよ。こちらに来られるのは全く知らなかったので偶然ですね」

清原市長「あら聴いていたの、そうここにまわることは言ってなかったわよ。それよりあなた、10万一人目よ、惜しかったわね。」

この天文台構内にある「星と森と絵本の家」の来館者10万人記念のセレモニーを知らずに、それもトイレの用足しに入ってしまって、三鷹市長の清原慶子さんと鉢合わせしたのだ。私は清原市長とは以前の仕事関係で面識がある。お会いしたのは一年半ぶりである。

十万人目の方は、たまたま訪れていた、すばる天文台の職員ご家族だった。

インチキ10万人目と清原市長
市長は公人なので顔出しは問題ない。私は一応モザイク君。
それにしても閑散とした構内のここでこんなセレモニーが行われていること、それも市長が来ているとは全く知らず入り、たまたま面識があったのでご挨拶できたことなど、偶然が生む驚きの出来事は日常の中にも人の想像を超え潜んでいる。

0 件のコメント:

コメントを投稿