2012年11月5日月曜日

平成24年11月4日(日) 晴れ

自宅でバーニャカウダを作ってみた。私はプロの料理人としてフランス料理店の厨房に立ったことはないが料理はする。その世界に二十年以上いたのだからそれなりに料理の研究はしている。で今日はバーニャカウダを制作。バーニャカウダ(Bagna cauda)はイタリアのピエモンテ州の地方料理で、「バーニャ」=「ソース」、「カウダ」=「熱い」と言う意味で、にんにく、アンチョビ、オリーブオイルを合わせた温かいソースで野菜を食べるものである。本来は素朴な野菜料理であるが、アレンジの仕方では華やかになる。


私のBagnaCauda
 今日の素材、トレビス、ロケット(ルッコラ)、アンディーブ(ベルギーチコリ)、カリフラワー、ブロッコリー、おくら、アスパラガス、ヤングコーン、ポワブロン三色(パプリカ)、金時人参、さやインゲン、ミニトマト、クレソン、セルフィーユ、姫ネギ(京野菜)の15種を使用した。実はビーツも用意していたのだが入れるのを忘れた。でもなかなか美しいと自画自賛。

肝心のソースは色々作り方があるが、今回は少し手間をかけた。ざっくり切ったにんにくを一度ひたひたの水から沸かし軽く火を入れた後、湯を捨て牛乳を入れ弱火で柔らかくなるまで煮る。そこにアンチョビを加え両方を木べらでなめらになるまで潰す。ここにオリーブオイルと生クリームを加え混ぜて出来上がり。アンチョビとにんにくという強い味同士なので繊細なソースではないがとても美味い。季節の野菜に合わせて変化を楽しめるのもこの料理の飽きないところだ。

夕方カミさんが野菜をもらってきた。趣味で山梨で放置(笑)有機栽培をしている友人からだそうで大根の不揃いな感じが良い。


野菜がいっぱいである。

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