無計画であるから、長いコースには行かない。長いコースをゆくときは、前日からしっかり地図を見ながら時間配分や携行食糧などを検討してから出て行くので、今日はトレーニング気分で、とりあえず高尾山にゆく。
休日の高尾山が混んでいるのは当たり前なので、それが分かって出て行っているのだから今更驚かないしストレスもない。ゴールデンウイークの混雑の真っ只中へ突入した経験が、免疫になっていて、少々の人くらいでは(まあ、こんなもんかな)である。
なので、混んでいる稲荷山コースを上る。人は多いが前がつかえて渋滞になるようなことはない。
山頂階段下ベンチ |
正面にうっすらとFUJI |
城山まで行って、日影沢に下りるか、または相模湖に下りるか、というのもある。小仏峠まで下りてから小仏バス停まで歩くのもある。とりあえず、一丁平まで行こう。
六差路の三分岐を北側の巻き道を行く。真ん中のもみじ台コースは階段が多いので避ける。
逆沢作業道(郵便道)合流点・標識はない |
一丁平広場 |
一丁平に着いてから思案する。この時点で12:40。そういえば今日はダービーで、長女が家に来るとか言っていた。頭の中で下山ルートを組み立ててみる。ここから大垂水峠に下りて、大垂水峠でタクシーを呼び、高尾山口まで行く。これならば今から山を下りれば15:00には帰宅できるので、決定。
私が見落としていたのかもしれないが 、一丁平からの大垂水峠コースは標識がなかったような気がする。快適な道なのだがほとんど人がいない。それは大垂水峠から交通の便がないからだ。たしか一日二本程度のバスがあるだけで、ここを起点または終点とするコースとして使えないのだ。ここを行く人は、先週私が歩いた南高尾山稜を行き来する人がほとんどであろう。
下りていて、年配のご夫婦と思われるお二人が登ってきたので、南高尾山稜を歩いてきたのかと思い尋ねてみると、そうではなく、普通に高尾山に登り、一丁平から大垂水峠へ下りて帰ろうと思ったが途中で会った方にバスがないことを知らされ、仕方なく登り返している、ということだった。
それでは、私が大垂水峠でタクシーを手配するので、よろしければ割り勘で分乗しませんか、と提案すると、快く応じてくださったので同行することとなった。何かの縁である。
大垂水峠で休憩していた自転車オジサンと少しお話をする。狛江から来ているそうだ。約100㎞のコースらしい。私も今から30年近く前、このオジサンと同じような格好をして自転車小僧をやっていたので話は隅々まで解る。
13:15 30分で下山 |
ここから相模湖寄りにあるラーメン「富士屋」のところでタクシーを呼ぶ。この高尾山界隈でタクシーを呼ぶのは、高鉄交通が対応もよく便利である。
高鉄交通 0120-617-212
高尾山口に到着。大垂峠~高尾山口2440円(三人割り勘だと一人約800円也)
偶然が生む人生の交差である。
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