気象予報は計器の進歩に伴い、精度が上がってきているとはいえ、予報を出すためのデータの取り扱い数や条件に変数が多すぎて、不安定な時のピンポイントでの予測は出来ない、のが実情となっている。
一週間ほど前に、御岳山に行ったとき、前後数日にわたって雷注意報が出ていたが、結果的には一度も雷鳴を聞くことはなく外れていた。こういうときの予報は、言い方は悪いが、占いのようなものである。
注意報というのは、例えば、大雨注意報であれば(これから雨になりますが、ひょっとすると大雨になるかも分かりませんのでご注意くださいね)と、いうことであろう。
これが雷注意報であれば(これから雷が発生するかも分かりませんのでご注意くださいね、外れたらゴメンね)ということか。やはり占いレベルである。
これが地震予知となるともういけない。先の東北大震災しかり、予測も予報も全く機能していない。地震学というのがあるのか知らないが、人類が獲得した地震に関する知見は、未だに悲劇を見守るしかない水準である。
朝昼兼のごはん。
ジャガイモと胡瓜のサラダ |
しらすおろし |
アシタバ炒め |
俯瞰図(笑) |
店から見える三鷹駅6番線上り東京方面。雨は降りしきる。
雨が降るといえば、映画『マイフェアレディ』で登場する有名な言葉「スペインの雨は主に平野に降る」を思い出した。
主人公イライザ(オードリー・ヘップバーン)のコックニー訛り(ロンドン下町訛り)を矯正するための語句
「The rain in Spain stays mainly in the plain」(スペインの雨は主に平野に降る)
ロンドンの下町言葉「コックニー訛」は、「二重母音」が上手く発音できず「ei」と発音すべきところが「ai」となってしまう特徴があり、これを矯正すべく韻を踏んだ早口言葉で練習をするのだ。
それは映画自体のタイトルにも二重の意味に仕込まれていて「Mayfair Lady」高級住宅街「メイフェアの淑女」が、訛って「My fair Lady」(マイフェアレディ)になっているという目も眩むようなオサレ加減である。
ちなみにCockney(コックニー)というのは、ロンドンの下町っ子ということで知られているが、別の言い方「Bowbells」(ボウベルズ)というのがある。ロンドンの中心部セントメリルボウ教会の鐘を聞いて育った人たちのことを生粋のロンドンっ子という意味でボウベルズというのだ。昔、あるイギリス人から聞いたのである。
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