2014年6月24日火曜日

平成26年6月23日(月) 曇り(山中で二時間ほど雨)「大岳山~奥多摩駅」

早起きして空を見ると青空がのぞいているではないか。梅雨に入ってからちょくちょく山には行っていたが、歩き応えがある長いコースを歩いていなかったので、意を決して早朝6時半に三鷹を出る。

いざという時の雨具も用意してある。時間も十分にある。先月雷注意報に恐れをなしてコース変更した仕返しに行く。何を仕返しするのかよくわからないが。

今日の予定は御嶽駅~御岳山~奥の院~鍋割山~大岳山~鋸山~愛宕神社~奥多摩駅と縦走する約12キロのコースである。

御岳山への上りは先が長いので無理をせず楽をする。平日の早朝なので空いている。作業関係者と思われる方や地元の方以外の登山客らしき人は私を含めてふたりだけだった。




長尾平分岐にあるハセツネ碑


天狗の腰掛け杉

木の間を登ってゆく
 大岳山に至る道はロックガーデン経由や真ん中の縦走路など他にもあるが、一応奥の院など小ピークを踏んでおこう、と思ったのだが、これがなかなか険しい道で先が長いのにここで体力を消耗している場合ではないが、入った以上引き返すのは余計体力を使うので気合いを入れる。




奥の院

この先で靴紐を締め直していたら、後から年配女性三人組の方がやって来た。話を伺うと、三人で来たが、他に誰にも遭わず雲行きも変なので少々不安になっていて私に遭ったのが初めてだそうだ。いわれてみると同じ道を歩いている人には私も初めて遭ったが、特に気にはしていなかった。空いてて静かでいいなあ、くらいだったのだ。

目的地が同じなので不安であるなら私でよろしければということで、とりあえずお伴することになり私はしんがりを歩く。

大岳山荘横の広場
大岳山荘からの最後の岩場(15分)

12:00山頂(30分昼食休憩)
大岳山からの南側(雲行きがかなり怪しい)
 結局ご一緒することになったが、ペースを合わせるため写真撮りで立ち止まりにくくなった。


鋸山を過ぎてから雨がしとしと降り始めたが、林間コースであるため木々が傘代わりになり案外濡れない。ザックにレインカバーだけはかけておく。途中から女性の方三人には先に行ってもらい、私は距離を置いて後からのんびりゆく。


幻想的なガスがでてきた(笑)



ようやく下りてきたが、鎖場や両手を使わなければ下りられない急降下の箇所があり雨のため滑りやすくいつもよりはるかに神経を使う。おまけに道の泥濘みがひどくて急な下りで脚を取られぬよう一歩一歩確かめながら下りるので、だんだん脚にきているのが判る。

途中の両手を使う急登の登り返しの岩場でゴン!と上げた右膝を強打する。血が出てこないので破れてはいないだろうが、内出血確定。

ようやく歩きやすくなる
愛宕神社の急階段・下りてから振り向いたところ
 相模湖の与瀬神社の階段も急だが、長さではこちらに軍配が上がる。ただし手すり付きなので危険度は低い。



膝の打撲も大したことはなさそうだ。無事下りてきた。12㎞7時間の行程、最後の下り、雨の二時間はいい勉強をさせてもらったわ~、久々に筋肉痛を味わいそうだ。女性の方三人も無事下山、この行程をこなせるのだから立派な山ガールである。

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