2014年6月11日水曜日

平成26年6月10日(火) 曇り時々陽が射す

家で朝昼兼の食事

冷やしうどん
 冷凍麺を茹でて水で締める。手軽でおいしい夏の定番である。

食後図書館に行き、借りていた本の返却と、新たにスケッチの本を借りる。絵心がまったくないわけではない。いや、むしろ子供の頃は絵を描くのは好きだった。教科書の端にパラパラ漫画を描いたり、手塚治虫や横山光輝の漫画の模写をよくしていたものだ。

中学三年のとき授業で描いた写生会の水彩画が、何かの特選になった記憶があるが、どんな賞だったのかはよく覚えてないので大した賞でないのは確かなのだが、描いた絵のことはよく覚えている。

街中を流れる川と対岸に広がる建物群を描いたもので、自己評価はともかく、クラスの中でちょっとワルだったFが私の描いた絵を見て「俺、この絵好きやなあ」と言ったのが今でも印象に残っている。

で、それから半世紀近く絵から遠ざかっているのだが、近頃よく山に出かけるようになって、写真は撮るのだが、なんだかセカセカしているような気がして、15分でもいいから落ち着いて遠くを観ながらスケッチの一枚でも描こうと思い立ったのである。

本格的な油絵にじっくり構えて向かうつもりはない。またそういう性格でもない(笑)。多分短時間でさらさら描いておしまいの、なんちゃってスケッチになるだろうが、少し探ってみようと思ったのだ。


図書館の植え込み

店に出てから、カミさんが「南口の玉川上水の井戸の所にある梅ノ木に実がいっぱい成っているのよ~」というのである。

見に行ってみる。




確かに獲り頃の実がいっぱい成っている。たまたま近所の同業の店主の方が木を見ながら何やら電話をしている。電話が終わるのを待って声をかけたら「もったいないので、管理者に獲ってもいいか訊いていたんだ」とのことだった。もちろんダメである(笑)。

公共の場所のものでも「自由におとりください」という掲示などがない限り、窃盗罪や専有物離脱横領罪に問われる恐れがある。公園のドングリなどを自由に拾ってもよいのは、ドングリ自体に金銭的価値がないため、問題にならないだけである。

梅の実はそういう意味で残念ながら鑑賞だけになった。まあ柵内の足場の悪い場所にあるので、よほど覚悟した不心得者でないと採集はむずかしいとは思う。

それよりも、まったく気づかずというか、興味もないのか素通りして行く人の多いこと。

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