きのうの山歩き、ぬかるんだ下り道で苦しんだツケが大腿四頭筋にきた。つまりふとももが痛い。
じつにイヤらしい下りで、足を置きたい全部が不安定なゆるゆるの泥で、一歩一歩におそろしく神経を使わされた。山に多少なりとも出かけているので、この程度の疲労ですんでいるのかもわからない。というより、そもそもふだん山歩きをしない人は雨降りの可能性のある山には行かないだろうと思う。
午後二時すぎ外が暗くなり荒れそうな気配になってきたな、と思っていたら大粒の雨が窓を敲きはじめた。
雷鳴が轟き激しい降りになった。アスファルトを水けむりが疾っている。しばらくして何気なくベランダを見てみたら排水口に落ち葉がフタをして10㎝ほどの高さのプールができていた。エアコンの室外機を設置しているので、これはマズいと思い土砂降りのベランダへ出ると、バラバラと音を立てて小石のような粒が降ってきた。ヒョウだ。
一旦引き返しバイクのヘルメットを被りカッパを着て再びベランダへ出る。
ヘルメットがカン!カン!カン!とヒョウを弾いている。ベランダの水たまりに足を入れると、冷たい!ヒョウが水温をどんどん下げている。
悪戦しながら何とか排水口を確保、水は引いていった。やれやれ、七人の侍のラストシーンのようだ(笑)。
店に出てからニュースを点けると、見たことのない光景を映している。
自宅から直線距離で1㎞足らずの中原あたりはとんでもないことになっていた。雪かきではなく、ヒョウかきをしている。ヒョウだるまだってできそうだ。冗談をいっている場合ではないが、ヒョウが降ること自体は珍しいことではないが、この光景は思わず顔を見合わせるような、まさしくニュースである。
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