2016年10月26日水曜日

平成28年10月25日(火) 晴れ 「松浦本」

5時半起床。プライムラジオを流してブログの更新。


リビングでコーヒーと新聞。


朝昼兼、鶏もものソテーとローカーボパン、牛乳。


午後、図書館から予約してあった本が届いたというメールが入り、借りに行く。


山歩きのベテランハイカー(健脚者)の間ではバイブルとされている、いわゆる「松浦本」の新版である。これまで「静かなる尾根歩き」「バリエーションルートを楽しむ」「バリエーションハイキング」の三冊が上梓されていて今年四冊目が出版された。

「静かなる」や「バリエーション」などのタイトルの通り、昭文社の「山と高原の地図」通称エアリアマップなどを歩き尽くした人たちが、国土地理院の地形図とコンパスを頼りに、地図にはない道を歩くというもので、山の中では一日中誰にも遭わないことは珍しくないという。なので読図ができること、コンパスが使えることは必須で、やぶ漕ぎ、急登、急降下などが待ち構えているから最低でも中級者以上の経験がないとこの本は役に立たない。

私は健脚者ではないが、そこそこは歩いていて近郊の山の地図は頭の中にそれなりには出来ているから、まったくのちんぷんかんぷんではないが、中身は凄くて、私程度では単独行は不安になる。まるで「マタギか!」とツッコミを入れたくなるような内容で、例えば下の写真の④景信山西面の水平路などは初めて知った。守谷地図にも出ていない。


記述はこんな感じだ。

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本の奥付を見ると著者は1950生まれとある。私より二つ上だ。世の中には凄い人がいるものだと、しみじみ思う。「松浦本」の所有者は持っているだけで鼻が少し高くなっているだろう。あらためて買おうかなと思うが、私にはレベルが高すぎるとも思う。

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