2017年7月24日月曜日

平成29年7月23日(日) 曇り時々小雨

6時半起床。アイスコーヒーを入れてきて


ニューエイジ系を流して


ブログの更新。リビングで新聞とシェイク。


最近夕方飲み始めるときには、ビールではなくジンを炭酸系で割ったものをよく飲んでいるが、ジンといえば、その連想でカクテルのギムレット~チャンドラーの『長いお別れ(ロンググッドバイ)』を思い出す。

で、以前CS放送をブルーレイに録画してあったエリオット=グールドの『ロンググッドバイ』を観る。1974年の日本公開時、封切りで観て以来これで何度目だろう。原作とはラストが違う別物だがこれはこれで独立した映画として観ることにしている。私立探偵フィリップ=マーロウ物といえばクールでハンサムなハンフリー=ボガードの当たり役だが、エリオット=グールドのゆるいマーロウも悪くない。


40年前はあんなにタバコプカプカで紫煙に包まれていたのだな、と妙なところに感慨が湧く。

小説に出てくるギムレットは、重要なアイテムで、友人レノックスが言う「ギムレットには早すぎるね」というセリフは、あまりにも有名だ。ネタバレではあるがギムレットが原題:ロンググッドバイのメタファーになっている。原作に忠実に作るとジンとローズ社製のコーディアルライムジュースを同量合わせるかなり甘いもので、辛口好きには途中から我慢して飲むことになるカクテルだ。

要はジンライムなのだが、シェイクか、ステアか、ビルドなのか作り方によりいろいろ名前が変わるのがカクテルでうんちく好きにはそれが楽しいのだが、素人がやりすぎるとめんどくさがられる。

午後は部屋でコミック『戦争めし』1~3巻を読む。なるほどね。悲惨な体験談を美化せず、しかし温かい視点で描かれている。

夕方そのギムレットを作ってみる。相撲を観ながら(笑)。テンツクテンツク終わりの、はね太鼓が鳴ってハードボイルドの雰囲気はどこにもない(笑)。

バーなどではフレッシュのライムを搾って作る所が多いと思うが、フレッシュを使うと必ず白濁するし、好みだが、甘みを加えないとそれだけでは酸味が勝ちすぎる。

味の本物志向ではなく、ライムシロップを使うことで原作に近い透明感のあるギムレットができるのだ。今回は家にあるミキシンググラスで作ってみた。

ちなみにバースプーンであるが、柄の部分に螺旋が切ってある。これは飾りではなく意味がある。中指の腹と薬指の背でバーを挟み親指と人差し指は添えるだけでうまくクルクル回るようになっている。連続写真でいく。


昔、某銀行のクラブハウスのバーを任されていたことがあるのだ。





自分のために遊ぶのは楽しいわ。

gimlet

0 件のコメント:

コメントを投稿