2014年5月23日金曜日

平成26年5月22日(木) 晴れ午後一時雷雨 「逆沢の頭」をゆく

先週の13日以来、中八日で山に向かう。高尾山系の主脈になる、高尾山~陣馬山縦走路には、途中の峠やピークに至る枝道がいろいろある。縦走路だけを歩くのは飽きてくるので、ある程度馴れてくると、未踏の枝道のバリエーションルートを歩きたくなるのは自然の流れである。

先月4月28日に行った景信山の北東にある小さなピーク「逆沢の頭(さかざわのかしら)」付近はちょっとゴチャゴチャしていて、あのときはルートを外してしまい、結果的に東斜面を強引に登ったので、今日もう一度行って、地図の小径をトレースしてこようという計画である。

JR高尾北口バス乗り場9時12分発小仏行きに乗る。登山客が多く、平日にもかかわらず一台増発便が出た。途中蛇滝口で数人が降り、日影で数人、私は次の大下(おおしも)で下りる。

降りたのは他に男性一人だけだった。あとの方は終点の小仏まで行って、一般的な南東尾根を辿り景信山に登るか、小仏峠に一旦出てから縦走路を左に行けば城山方面、右に行けば景信山方面に行くのだろう。


中央線「撮り鉄」ポイント
「撮り鉄」の方と思われる
新緑の小下沢(こげさわ)梅林







水の補給をする



途中で沢を渡って行かれる方がいた。先頭の方は地下足袋だ。雰囲気からして多分、この界隈を熟知されているのだろう、向こう側は地図にルートのない方角である。今度機会があれば行けるところまで行ってみよう。

ケヤキの大木




さて、ここからである。前回逆に景信山から降りてきてこの立ち入り制限テープが分からず、怪しい踏み跡を辿って東斜面を登ったので、今日は慎重に見落とさぬよう歩いてきた。

コレです、コレ。


これ「キケン立入禁止」テープが、水平道へのサインである。



逆沢の頭を巻くように付けられた小径で、水平道というくらいだから、アップダウンはない。途中切り立って細くなっている所が何カ所かあるが、注意して歩けば、危険というほどではなかった。

立入禁止なのにね(笑)
逆沢林道終点との合流地点
右は林道・左が逆沢の頭への径らしい様子
藪漕ぎに備えて手袋着用



今回も怪しくなってきた。小さなピークなので迷うことはないが、踏み跡が分岐していてどれが正解か分かりづらい。GPSも若干の誤差があるので、数㍍単位の踏み跡の区別は難しい。

で、ようやく登ってきた、逆沢の頭。結果的に今回は西斜面を登ったことになる。おかしいなあ、北側から入る予定だったのになあ。まあいいか、いずれにせよ標識もない、道とはいえぬ踏み跡だけを辿っているので、こういうことになる。

今日登ってきた道のない斜面の途中に、「○○君終焉の地」の小さな墓標があり、年配の男性登山パーティの写真と缶ビールが置いてあった。この場所で事故か病気で亡くなられたのだろうか。
手を合わせてきた。
逆沢の頭

ここから先は経験済みなので迷うことはない。






それにしても倒木の多いこと。






景信山南東尾根に合流。






景信山頂上で15分のおにぎりタイム。この時点で正午を少し回ったところ。仕事があるので直ぐに下山開始。


旧甲州街道まで下りてきた所。今日は珍しくこの人の多い尾根道で下りている途中誰も上りの方に出会わなかった。天気予報が午後から荒れるといっていたので、そのせいかもわからない。


13時40分のバスに乗る

日野駅での雨
山では降られなかったが、電車に乗ってから、天候が急変し激しく降り始めた。予報が当たり平野部のほうが荒れ模様である。2時半、無事三鷹に帰ってきた。さあ仕事だ(笑)。













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