2014年5月27日火曜日

平成26年5月26日(月) 曇り夜遅くなり雨

きのう私にしては長い距離の山歩きをしたので、一晩寝て脚に痛みがでるかなと思っていたが、何ともなかった。素直に体力の向上を感じる。総距離14㎞、休憩を除いて五時間を超える山歩きにもようやく耐えられるようになったのだ。

翌日に回復しているのは、前日の行動に無理がなかったということになる。今日「山に行くか?」と誘われれば行ける状態である。

山歩きをしていて思うことがある。最近は山ブームのおかげで高尾山縦走路では、若い女性の姿が多く見かけられるのだが、両手ストックを使っている人が案外と多い。ストック(トレッキング・ポール)といえば聞こえがよいが、要するに「杖」のことである。元来「杖」というのは、足腰の弱ったお年寄りや病気の人が補助的に使う物であって、若い健康な人が使うものではない。

実際、街を歩いていて「杖」をついた健康そうな若者を見かけることはまずない。それは山歩きにおいても、そんなに変わるものではないと思う。

昔はそういうものは使わなかった、という今と昔を比較して頑迷に道具の進化を拒むつもりは全くない。(戦前は地下足袋信奉者が現在のような登山靴を拒む時代があった、というのを読んだことがある)

道具というのは、必要から生まれる。なのでストックを否定するものではない。しかし近頃の山ファッションを見ていると、ストックなどは先に道具ありきで、もちろん使いようなのだが、要らないと思われる山に持ち込んでかえって不自由になっているような気がするのは、私の偏見だろうか。

急な下りなどはストックに頼るより、両手を空けて手袋をして、木の根や掴みやすい岩などを利用して下りた方が、安全で速いことはいうまでもないのだが、ストックに頼ってバランスを崩しそうな危なっかしいのを何度も見かけたことがある。

第一軽いといっても片方で300g以上はあるのだ。ストックを長時間持つのと、手ぶらでは疲れも違うはずである。

ストックを使うというのは、自分の足でバランスをとりしっかり山を歩けるようになってからのほうがよいと、私は思う。「みんなが使っているから」「せっかく買ったのに使わないともったいない」という理由で使っている人が多そうだ。

「余計なお世話」という話ではある(笑)。

昼を回って吉祥寺に出る。きのうの山で暑かったので、夏山用のズボンを見に行く。


昼がまだだったので「天下一品」のこってりラーメンを食べる。久しぶりだ。関西を思い出す懐かしい味だ。

食事後、丸井に昨年入ったアウトドア用品店「モンベル」にゆく。


夏用の涼しそうなストレッチ・パンツを購入し、すぐに三鷹に帰る。



吉祥寺駅一番線ホームより反射しているのではなく、ガラス越しに井の頭線が見える

吉祥寺と三鷹は電車でわずか2分の距離の隣町だが、吉祥寺はデパートのある大きな商業圏を持ち賑わっていて、三鷹はのんびりした住宅地で、街と町の違いが明確である。そのどちらも日常の私の生活に深く関わっている。



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