2014年5月9日金曜日

平成26年5月8日(木) 晴れ

正午過ぎに朝昼兼の食事にする。炭水化物を控えて、白菜の玉子とじ炒めとチェダーチーズで簡単にすます。

炭水化物というのは空腹を呼ぶところがあり、それは食事をして、また何時間か時間が経てば腹がへるという当たり前のことでも、炭水化物中心になっていると、お腹が空いたときの空腹感がより強く感じるように思う。詳しいことは分からないが、血糖値と関係があるのかも知れない。


最近、家の近所の大きなお家の敷地で増築工事をやっていて、ブルドーザーなどの重機が入って地面を掘り返している。しばらくかかるようだが、重機の振動で家が地震のように揺れることがしょちゅうある。不快な揺れなのだが、何だかそれに馴れてしまって、この前の早朝にあった本物の地震のとき(東京・震度4~5弱)寝床で(あ、地震だ)とは思ったが、起き上がるまでには至らなかった。

不快なものに馴れてどうする、という思いもあるが、人は繰り返される刺激には鈍感になりやすいということだ。

山歩きをしていても、名も知らぬ花の美しさにはっ、と息をのむことがある。しかしそのピークはただ一度きりで、二度目に同じ花を見かけても、初めてのとき感じたあの高みに達することは決してない。

山と言えば若い頃、串田孫一の山の随筆が好きで「若き日の山」「荒野の竪琴」「漂白」「博物誌Ⅰ~Ⅴ」、ほかタイトルは忘れたが、ずいぶん読み漁った。

しかし今では手許に一冊も残っていない。串田孫一とともに霧ヶ峰コロボックルヒュッテの手塚宗求氏の本も忘れられない。霧ヶ峰、車山肩の山小屋コロボックルヒュッテには泊まったことはないが何度か訪ねたことがあり、40年も前になるが、手塚さんのお元気な頃の姿をお見かけした懐かしい思い出がある。どちらもすでに泉下の人である。

三鷹図書館本館

久しぶりに図書館に行き、少しだけ借りてきた。山に行かないときは、山の本を読んで想いを巡らすのである。

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